【レビュー】

Webページレイアウトを「Bamboo」で記述する - クロスWebブラウザの対処法

3 Bambooのより高度な活用法

    後藤大地  [2007/01/31]

    Bambooをもっと使いこなす

    ここまでは、Bamboo Layout Editor 1.0を使って静的にJavaScriptファイルを生成する方法について述べた。Bambooでは、Servletコンテナを利用して、動的な使い方も可能となる(図14~図17)。ファイル生成のための時間は掛かるが、Bambooレイアウトファイルを用意するだけでよいので、仕組みとしてはよりすっきりしている。

    図14 Servletコンテナで処理できるようにする - 配布物から必要なJarファイルをコピーし、web.xmlファイルを作成すること

     

    図15 デプロイメントディスクリプタ - Bambooレイアウトファイルに対するアクセスを変換用のServletに受け渡す

    図16 HTMLファイルからアクセスする対象をBambooレイアウトファイルに変更

    図17 Bambooレイアウトファイルを同じディレクトリに移動する

    図18 Webブラウザからアクセスすると、直接JavaScriptへの変更が実施され、表示に使われる

     

    Bambooのアプローチの可否

    Bambooがとっているアプローチは、Webのレイアウト情報をBambooで定義しているXML情報にまとめるというところに本質がある。このXMLファイルが、CSSデータにレイアウトをそのまま記載する場合に比べて簡単で扱いやすく、さまざまなWebブラウザに対応したWebページのレイアウトとして定義するのに効率がよいだろうということが前提になっている。

    そのため、ストレートなXHTMLファイルを作成し、CSSを使ったデザインファイルを直接作成した方が効率がよいと感じる人にとっては、Bambooのアプローチはいったん別の言語に技術する必要があることから、より繁雑なものに感じられるだろう。Bambooが効率がよいかどうかは、Bambooの提供している言語を直感的でわかりやすいと思えるかどうかにかかっている。

    用意されているレイアウトを見た限りでは、Bambooのレイアウト言語は直感的で分かりやすいものだと思う。少なくとも、レイアウト情報だけを別ファイルに分離することができるという点は評価できると言える。複数のWebブラウザに対応したWebページをどうやって作成するか、またはレイアウトだけを抜き出して管理できないかと考えている人は、一度、Bambooを試してみるとよいだろう。

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