【レポート】

Google Japan村上社長が語る「Googleが行いたいこと」

1 Yahoo!は目次、Googleは索引

    美崎薫  [2007/01/29]

    IT業界に目を向けた情報処理学会

    タワーホール船堀

    「ソフトウェアジャパン2007」が東京・江戸川区のタワーホール船堀で開催された。主催は情報処理学会。情報処理学会といえば、情報処理系の最大の学会で、大学の研究者(とくに若い学生)が中心になった全国大会などで知られるが、今回はこれまでの研究者寄りのスタンスから、すこしだけ産業界やIT業界寄りに軸足を移動させて、実務・現場からの招待講演を中心としたプログラムが組まれた。

    目玉は、イノベーションセッションの第1セッションに登場したGoogle副社長兼Google Japan代表取締役社長 村上憲郎氏の講演である。

    [テクノロジーのイノベーション]「Googleが行いたいこと」と題して、村上氏は技術の観点からGoogleのさまざまなサービスについて穏やかな口調で語った。

    ポータルから索引へ

    Google副社長兼Google Japan代表取締役社長 村上憲郎氏

    講演は、Googleとはなにかの紹介から始まった。

    Googleと対比するのに、おなじサーチエンジンでもよりポータル的な位置づけであるYahoo!をとりあげ、「Yahoo!はデパートのようなビジネスモデル。そこに来ればすべてが足りるように構築されていて、滞留時間を最大にしたい」と村上氏は説明する。

    いっぽうで、「GoogleはGoogleのページに立ち止まらずに、立ち去ってほしい。Googleは滞留時間を最小にしてほしいというビジネスモデルをとっている」という。

    Yahoo!はインターネットの目次的な位置づけにあり、Googleは索引的な位置づけになるとし、その違いはビジネスモデルの違いにもつながるとつづける。

    Google創業者の二人。スタンフォード大学大学院を中退したラリー・ページ氏、サーゲイ・ブリン氏

    Yahoo!とGoogleのビジネスモデルの違い

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