【レポート】
今回の「次世代ワールドホビーフェア」の全体的な傾向としては、やはり任天堂の携帯型ゲーム機、ニンテンドーDSの強さが光った。ほとんどの子供たちがDS持参で来場しており、Wi-Fi通信を使った会場限定のサービスや、友達同士の対戦など様々な形で活用されていた。ライバルのソニー・コンピュータ・エンタテインメントも負けじとPS3とPSPを出展していたが、DS旋風の前にはどうしても霞む印象。意外だったのがDSの本家と言える任天堂ブースで、ポケモンの通信サービス以外にDS関連の出展はなく、すべてWii用ソフトの体験コーナーに振り分けるという大胆な構成を取っていた。
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任天堂ブースの目玉はもちろんWii。体験コーナーでは発売中のソフトですら1時間以上の待ち時間となっていた。高い需要による品薄状態はまだまだ続きそうだ |
DSを使ったコラボレーションから。カプコンの『流星のロックマン』とコナミの『ボクらの太陽DS』をWi-Fi通信させることで、看板キャラクターがもうひとつの作品に登場する |
また会場で近年とくに目立っているのが、女の子向けホビーの躍進。『おいでよ どうぶつの森』などのヒットでDSが男女を選ばない形で普及したため、DS用ソフトを足がかりにして女の子にアピールするキャラクター商品も増えている。セガの『ラブandベリー』、バンダイナムコゲームスの『たまごっち』のDSソフトがともにミリオンを突破していることからも、かつての男の子中心だったゲーム市場は確実に変化していると言えるだろう。
カードゲームも根強い人気を誇り、もはや携帯型ゲーム機と並んで各メーカーの中核を成している感がある。こうした卓上で(あるいは手元のみで)完結するタイプのホビーは、広い場所を必要としないため、出展するメーカー側にとっては密度の濃い展開ができるというメリットがあり、同時に子供たちにとっては、会場に自分用のものを持参する場合も非常に手軽。携帯型ゲーム機やカードゲームといった取り回しの簡便なホビーは、こうした屋内型のイベント会場では一石二鳥の大きなアドバンテージを発揮するようだ。
子供向けホビーのトレンド商品が一同に集う「第25回次世代ワールドホビーフェア」はこの後、28日にナゴヤドームにて名古屋大会が、2月4日にはヤフードームにて福岡大会が行われる。
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