【レポート】

次世代ワールドホビーフェアで発表、大人向け『コロコロ』の驚きの内容とは?

2 やはり任天堂が人気

    野口智弘  [2007/01/27]

    今回の「次世代ワールドホビーフェア」の全体的な傾向としては、やはり任天堂の携帯型ゲーム機、ニンテンドーDSの強さが光った。ほとんどの子供たちがDS持参で来場しており、Wi-Fi通信を使った会場限定のサービスや、友達同士の対戦など様々な形で活用されていた。ライバルのソニー・コンピュータ・エンタテインメントも負けじとPS3とPSPを出展していたが、DS旋風の前にはどうしても霞む印象。意外だったのがDSの本家と言える任天堂ブースで、ポケモンの通信サービス以外にDS関連の出展はなく、すべてWii用ソフトの体験コーナーに振り分けるという大胆な構成を取っていた。

    任天堂ブースの目玉はもちろんWii。体験コーナーでは発売中のソフトですら1時間以上の待ち時間となっていた。高い需要による品薄状態はまだまだ続きそうだ

    DSを使ったコラボレーションから。カプコンの『流星のロックマン』とコナミの『ボクらの太陽DS』をWi-Fi通信させることで、看板キャラクターがもうひとつの作品に登場する

    任天堂ブースでは、事前抽選で当選した人だけが手に入る幻のポケモン、マナフィの配布も行われていた。DSのゲームボーイアドバンス用ソフトの差込口にご覧のカートリッジを差し込んで通信開始。ものの数秒でマナフィが手に入る

    こちらはスペシャルグッズ販売会場に入場するための行列。朝10時の時点でなんと90分待ち。多くの子供たちはDS持参で時間を潰していた。親御さんは大変そう……

    迷子コーナーでも待ち時間はもちろんDS。そのせいか現場で泣き喚いている子供は意外なほど見当たらなかった

    また会場で近年とくに目立っているのが、女の子向けホビーの躍進。『おいでよ どうぶつの森』などのヒットでDSが男女を選ばない形で普及したため、DS用ソフトを足がかりにして女の子にアピールするキャラクター商品も増えている。セガの『ラブandベリー』、バンダイナムコゲームスの『たまごっち』のDSソフトがともにミリオンを突破していることからも、かつての男の子中心だったゲーム市場は確実に変化していると言えるだろう。

    近年とくに存在感を発揮している女の子向けホビー。セガブースでは『ムシキング』『恐竜キング』を超える勢いで『ラブandベリー』が人気を集めていた

    カードゲームも根強い人気を誇り、もはや携帯型ゲーム機と並んで各メーカーの中核を成している感がある。こうした卓上で(あるいは手元のみで)完結するタイプのホビーは、広い場所を必要としないため、出展するメーカー側にとっては密度の濃い展開ができるというメリットがあり、同時に子供たちにとっては、会場に自分用のものを持参する場合も非常に手軽。携帯型ゲーム機やカードゲームといった取り回しの簡便なホビーは、こうした屋内型のイベント会場では一石二鳥の大きなアドバンテージを発揮するようだ。

    今年も映画が公開されるとあって『ドラえもん』に関連したホビーも数多く出展。こちらは2006年のヒット商品となった、エポック社のくうき砲を使ったアトラクション

    子供向けホビーのトレンド商品が一同に集う「第25回次世代ワールドホビーフェア」はこの後、28日にナゴヤドームにて名古屋大会が、2月4日にはヤフードームにて福岡大会が行われる。

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