【レポート】

NAMM Show 2007 - フェンダーのVGストラト、復活EVHのフランケンシュタイン

1 20周年を迎えたFenderカスタムショップ

    Yoichi Yamashita  [2007/01/25]

    ギター関連で最も注目されていたのは、FenderとRolandのパートナーシップで実現した「VG-Stratocaster」だ。サウンドモデリング・システム「VG-Kit」が組み込まれており、ノブ操作のみでTelecasterやハムバッカー、12弦やアコースティックのサウンドなどを引き出せる。またチューニングを変えることなく変則チューニングに切り替えることが可能だ。もちろんVG回路を通さないノーマルモードでは、メイドインUSA本来のストラト・サウンドを楽しめる。

    通常のStoratocasterに比べると、VG-StratocasterはRolandのGKピックアップとサウンドモデリング用の2つのノブを備える。モードコントロールノブは、ノーマル、ストラト、テレキャスター、ハンバッキングピックアップ、アコースティックの5モード。チューニングノブでは5つの変則チューニングと12弦サウンドを選択できる。

    VG-Stratocasterのデモ。ストラト1本で、異なったタイプのギターの音を次々に繰り出していた

    VG-Stratocaster

    トレモロと通常のピックアップの間にGKピックアップ。ボリュームノブ、トーンノブに続いて、チューニングノブとモードコントロールノブ

    50年代のサウンドをよみがえらせる「'57 Deluxe」

    Gretschセクションに展示されていた発売されたばかりのチェット・アトキンス・モデル

    Fenderはカスタムショップが20周年を迎えた。もともと同社はR&D部門を通じて、ミュージシャン向けや楽器ショー向けのカスタムギターを製造していたが、Fenderのイメージを残しながらも個性豊かなギターを幅広く送り出すためにカスタムショップが設けられた。昨年は、ヘッドについたタバコのこげ跡まで再現したエリック・クラプトンの"BLACKIE"レプリカが話題になった。今年はというと、エディ・ヴァン・ヘイレンの"EVH Frankenstein"レプリカだ。Dunlop 6100のジャンボフレット、"Tone"と書かれたボリュームノブ、キズやタバコのこげを含めて忠実に再現されている。今年春に出荷予定だ。

    手に取ったらくずれるんじゃないかというぐらいボロボロな"EVH Frankenstein"

    エディ・ヴァン・ヘイレンがレプリカ製作について語るビデオを上映。見た目だけではなく、サウンドもしっかりと再現されているという

    20周年を迎えたFenderカスタムショップのセクション

    Fender Squierとハローキティのコラボレーション。この一角だけサンリオストアのような雰囲気

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