【レポート】

Macworld 2007 - タブレット型Mac、ワイアレス充電スピーカーなど - 展示会場

3 「Production Studio」と「Office 2008」のデモ

    Yoichi Yamashita  [2007/01/17]

    Macworld開催前に、Adobe SystemsがPremiere Proを含む「Production Studio」をMacプラットフォーム向けにも提供すると発表した。またMicrosoftは今年後半に「Office 2008 for Mac」を発売することを明らかにした。

    Adobeブースは「Photoshop CS3」、「Photoshop Lightroom」、「Soundbooth」などのデモセクションと、セミナーコーナーで構成されていた。Production Studioは、インテルMac向けの映像ポストプロダクションを説明するプレゼンテーションの中でデモが披露されていた。

    Production Studioを通じてMac版のPremiere Proが提供されると、気になるのはFinal Cut Proとの競合である。セミナー担当者は、「われわれは、何かに取って代わろうとしているのではない」と強調。個々のプログラム以上に、「Production Studioによって可能になる統合的なワークフローがMacユーザーに訴求する」と述べていた。実際に、すべてのプログラムで統一・統合化されたインタフェース、プログラム間でのスムースなプロジェクトのやり取りなど、連携の効果を強くアピールするデモが行われた。

    プレゼンテーションとデモ・セクションで構成されていたAdobeブース

    Production Studioのデモ。統一化されたインタフェースをアピール

    Photoshop LightroomベータとPhotoshop CS3ベータのデモセクション。人垣がつくられるほど、入場者の関心が高かった

    Office for MacオンリーのDTPツール

    Microsoftも、プレゼンテーションを通じてOffice 2008 for Mac(以下Office 2008)のプレビューを行っていた。

    Office 2008は最新のWindows版と同じグラフィックエンジン「Office Art 2.0」を搭載しており、より豊かで多彩な表現が可能になる。またWindows版と同様に、豊富な機能の中から必要な機能を見つけやすくする新ユーザーインタフェースが採用された。Windows版のリボンを感じさせる部分もあるが、Mac独自の操作性も上手く組み合わせられている。またOffice for Macの伝統とも言える「Macファースト、Macオンリー」の機能も組み込まれている。中でも役立ちそうなのが「Publishing Layout View」というレイアウトツールだ。これまでDTPソフトが必要だったような、複雑で凝ったレイアウトの文書でも手軽に作成できる。表現力という点では、Windowsユーザーにうらやましがられることになりそうだ。

    Office Art 2.0により、豊かなグラフィック表現が可能に

    DTPソフトで実現するようなリッチなレイアウトの文書を作成できる「Publishing Layout View」

    ブースの展示は、現行製品であるOffice 2004 for Macが中心

    Microsoftは、ブロガーやポッドキャスター向けのラウンジを用意。iMacとネット接続を利用可能。また同社でブログを公開している開発者や製品マネージャーが交代で訪れていた

    GoogleはSketchUp最新版を展示

    Eric Schmidt CEOの取締役就任でAppleとの関係が強化されているGoogleもブースを持ち、SketchUpのバージョン6のデモを披露していた

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