【レポート】

音楽、デザインの次は映像 - au、"心地よさをもたらす"ケータイ

3 PCサイトビューアーやおサイフケータイも機能向上

    小山安博  [2007/01/17]

    フルブラウザのPCサイトビューアーもバージョンアップ。ワイドVGA(480×800ドット)に対応することで、これまでの約4倍の表示領域を確保。ワイドVGAに関しては、W52TとW51Hが対応する。Flashに対応し、これまで表示できなかったサイトも表示できるようになった。

    また、マウスカーソルのようなポインタを十字キーで操作でき、操作性が向上。3画面までのタブブラウザやキャッシュ、ファイルアップロード/ダウンロードといった機能を追加した。

    おサイフケータイでは、一部にFeliCaの新バージョンを搭載。新サービスとして「auケータイクーポン」を開始する。これはNTTドコモの「トルカ」と同等のサービスで、おサイフケータイのリーダー/ライターからクーポン情報を取得、自由に取り出して利用できるというもの。対応するのはMEDIA SKIN、W52T、W51CA、W51SA、W51K、W51H、W51S。現時点で、日本航空インターナショナル、ビックカメラ、ヨドバシカメラ、bomboneraがサービスに対応する予定。

    心地よさをもたらすケータイ

    auの春モデルは、携帯の基本機能に加え、音楽、映像、デザインで「本物を追及」したことで「"「心地よさ」をもたらすケータイ"」(井上氏)を目指した。

    KDDIは、昨年1年間の純増数でトップとなり、これで3年連続。携帯電話番号ポータビリティ(MNP)に関しても「順調な滑り出し」(小野寺社長)という状況だ。

    もっとも個人向け市場は頭打ちで、小野寺社長自身「個人(向け市場)がシュリンクするのは当然」(同)と認めつつ「新しいマーケットの拡大に取り組んでいく」として、今後さらに法人向け市場の拡大を狙う。auではビジネスケータイとして法人向けのアプリを追加して端末を提供しているほか、モジュール型の製品も用意する。「個人市場(が頭打ちという結果)を取って(携帯事業に)先行きがないというのは間違い。携帯ビジネスそのものは拡大の要素が非常に大きい」とした。

    個人向けに関しては、小野寺社長はこれまで通り、「お客様から選ばれるブランドであり続けるよう、総合的に事業を強化して、お客様満足度の向上を図りたい。お客様に満足してもらうための商品、サービスをきっちり整えていくことが役割」と話した。

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