【レポート】

Macworld 2007 - Appleからコンピュータが消えた日 - 基調講演前編

1 発表会では脇役だが、今年はグレートなMac

Yoichi Yamashita  [2007/01/10]
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米Apple Computerが社名をAppleに改めた。これは2007年の「Macworld Conference & Expo」における同社の基調講演の内容を象徴する発表だ。Macが主役となったのは、冒頭に行われたIntelプロセッサへの移行のレビューのみ。1時間50分の基調講演のほとんどは、テレビに接続する「Apple TV」とスマートフォン「iPhone」に費やされた。ここでは新たな一歩をふみ出した同社の基調講演の内容を前編・後編に分けて、順を追って紹介する。

Apple Computer, Inc.からApple Inc.へ

昨年のMacworldの基調講演で、AppleはIntel CPU搭載のMacBook ProとiMacを発表した。12カ月で全製品へのIntel CPU搭載を進める計画だったところを、同社は7カ月で完了した。最高のパソコン実現を目指したIntel CPUへの移行は、Macユーザー層の拡大につながっており、米国では全てのチャンネルにおいて販売されるMacの半分以上が、これまでMacを所有したことのない新規ユーザーだという。今回の社名変更やiPhoneの発表からは、AppleがMac以外の製品に軸足を移しているような印象も受けるが、実際はMacの拡大の上に成り立つ動きと言える。Macが脇役となった今年のMacworldの基調講演だったが、Jobs氏は「2007年はMacにとってグレートな年になる」と断言していた。

米国では、Mac購入者の半分以上がこれまでMacを所有したことのない"スイッチャー"だ

「Microsoftで働いていなければ、Macを買うだろう」。報道で一時話題になったWindows開発の責任者Jim Allchin氏の言葉も紹介された。前後関係を含めると、言葉通りの意味とはちょっと違うのだが、やっぱり取り上げられてしまった……

Intel Macに続いて取り上げられた音楽事業では、iTunes Storeでの音楽のダウンロード販売が20億曲の大台を突破したことが発表された。昨年9月にiTunes 7が発表された時、米国においてiTunes Storeが第5位の音楽販売店になったと報告されたが、年末商戦を経てAmazon.comを抜き4位にランクアップしたそうだ。ちなみにトップ3はWal-Mart、Best Buy、Targetなどの小売大手が並ぶ。テレビ番組と長編映画のダウンロード販売数の累計は、それぞれ5,000万本と130万本。映画販売ではDisney系列のみというセレクションの乏しさが指摘されていたが、今回Paramountの参入が発表された。

Forrester Researchの報告書をきっかけに、昨年末にiTunes Storeの成長鈍化が指摘されたが、2006年も前年から倍増近い成長を実現したとアピール

昨年末に登場したライバルZuneの売れ行きも冷静に分析

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インデックス

目次
(1) 発表会では脇役だが、今年はグレートなMac
(2) 昨年9月発表のiTVが「Apple TV」として正式に登場

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