【レビュー】
普段から1スピンドルノートを愛用していると、ふと困るのが出先で急にCD/DVDメディアを利用する必要が生じた時。意外と多いシチュエーションなのだが、さて困った、中身を確認しようにもドライブが無い。筆者は長いこと中身の確認は帰社してからデスクトップのドライブで……なんてことを続けてきた。軽さなどモバイル性能を重視して1スピンドルノートを選択しているのだから、2スピンドルノートを持てばいい、という単純な話でもないのである。
そんな時にやはりあった方がいいなと思うのが「ポータブル光学ドライブ」。"ポータブル"ならば必要な時に持ち歩けばいいわけで、例えば普段は会社に置きっぱなしにしておけば、少なくとも通勤時には数100gほど軽く、かつラッシュで壊す心配も無く、必要な外回りでは持ち歩けばいいのである。そこで今回は、プレクスターのポータブルスーパーマルチドライブ「PX-608CU」を試してみた。
トップオープン式を採用した本体は、4方のうちの1つのカドがメディアに沿うようにアールに切り取られた特徴あるデザインを採用している。サイズは137(W)×143(D)×16(H)mm。幅と奥行きはCDケースと比較してもほとんどかわらず、やや幅が大きいかな、という程度。薄さに関しては、16mmでCDケース×1枚分強といったところ。スペック表にはCDケース×1.5枚分とあったが、実際の印象としてはもう少し薄く感じる。持ち運ぶものだから、やはりコンパクトであることは重要。その点、PX-608CUには合格点を与えられると思う。
一方で質量はスペック表で約250g、筆者実測では243gだ。実はここ、競合他社の製品と比べても軽い部類。角をひとつとったデザインが功を奏しているのだろうか。
そして肝心なところは、バスパワー対応だろう。PX-608CUのバスパワー対応は各メディアの読み込み時に利用できる機能。ただしUSBケーブルは2本使用することになり、さらに書き込み時にはやはりACアダプタが必要となってしまう。ここは条件付きで合格点といったところだろう。条件付きというのは、2本のUSBケーブルといっても、USBケーブルが二股分岐タイプではなく、2本となっている点で、例えばUSBポートが1ポートずつ左右に分かれていたりするモバイルPCには好都合だ。しかし何にせよ、競合他社の製品では、一部書き込み時でもバスパワー対応が始まっていることを考えると、次の製品ではよりいっそうのバスパワー対応強化を望みたい。
それではドライブ速度を確認しておこう。まずは読み込み。DVD-ROMやDVD±Rでは1層が8倍速、2層が6倍速、DVD-RAMが5倍速で、CD系メディアは全て24倍速となっている。次いで書き込み速度。DVD±Rは1層が8倍速、2層のDVD±R DLが4倍速、DVD-RAMは5倍速となっており、おそらくビジネスで1番頻繁に利用するだろうCD-R/RW書き込み速度は24倍速だ。
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