【レビュー】
2006年8月にSCEが発表した「PSP-290」は、USBポートに接続して使用するPSP専用のGPSレシーバー。12月の発売を心待ちにしていたPSPファンも多いはずだ。そのPSP-290に対応する"キラーアプリ"として投入されたタイトルが、エディアから発売された「MAPLUSポータブルナビ」。ソフト単品のほかPSP-290同梱版も用意され、はじめてのGPS対応タイトルとして頃合いになっている。
遅ればせながら11月下旬に予約した筆者の手元にも、クリスマス直前になってPSP-290同梱版が無事到着。師走の慌ただしい中を縫い、主にカーナビゲーションシステムとしての機能を試した結果をレポートしてみよう。
MAPLUSポータブルナビは、PSPとPSP専用GPSレシーバー「PSP-290」を組み合わせて使うナビゲーションシステム。プログラムと地図データはUMD 1.8G×1枚で提供、ファームウェア3.0以降で動作する(製品にはPSPアップデートver 3.01が同梱される)。PSP-290同梱版の希望小売価格は9,450円、PSP本体とあわせても3万円以下の出費でポータブルナビが手に入る計算だ。
ナビゲーションシステムとしての機能だが、GPSの受信感度は-153dBMとポータブルタイプにしてはまずまず、その一方で約1,000万の住所登録件数や自動ルート探索などサーチ機能は充実している。自律航法やVICSには対応しないものの、カーナビとしての基本機能は網羅されているといっていい。ナビ専用機ではなく、ゲームなど用途が広いPSPで動くことも考慮に入れると、その買い得感は高い。
ちなみにこのPSP-290、ゲームタイトルでの活用も見込まれている。現在地で見えるはずの星空をPSP上に再現する「ホームスターポータブル」、障害物やグリーンまでの距離を教えてくれる「みんなのゴルフ場(仮題/2007年発売予定)」など、どちらかといえば実用路線一辺倒だったGPSのあり方を変えるものばかり。特にこれまでPSPをいまひとつ使いこなせていなかった層には、要注目の周辺機器なのだ。
| MAPLUS/PSP-290の基本スペック | |
|---|---|
| 受信感度 | -153dBm(追尾) |
| 受信方法 | 20ch |
| 検索範囲 | 200m~10km |
| 音声ガイド | ○ |
| 自律航法 | × |
| 住所検索 | ○ |
| 登録住所数 | 1000万件 |
| 施設名検索 | ○ |
| 電話番号検索 | × |
| ルート探索 | ○ |
| 自動ルート探索 | ○ |
| VICS | × |
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