【レポート】
2006年は、オーディオ&ビデオの世界では、デジタル化が最大のポイントとなった年です。もちろんデジタルハイビジョンとデジタルオーディオプレーヤーがその中心です。12月に全国でスタートした地上デジタル放送によって、地上波でもハイビジョン放送が全国的にスタートしましたが、それに伴いハイビジョン、なかでもフルHDの機器に注目が集まりました。ただ、録画環境に関しては、ハイビジョン画質で録画できるHDDとSD画質でしか記録できないDVDという組み合わせがメインという状況が続いています。これはBDやHD DVDの普及以外に、今のところ解決策はなさそうですが、その2つが平行して普及するのか、それともどちらかのみが普及するのか、いまだに見えない状況です。
また、HDMIの普及によって、テレビやレコーダー/AVアンプといった機器の接続性アップということが本格的に考えられた1年でもありましたが、それが同一メーカーの機器に対する囲い込みのような形で使われているのは、ユーザーとしては少し残念なところです。
オーディオでは、圧倒的にiPodとその関連機器の年だったといえるでしょう。iPod用の外部スピーカー、iPod用のFMトランスミッター、iPodに対応したAVアンプなど、「iPod用~」と銘打った製品がほぼ毎日のようにリリースされました。なかでも、iPodと外部スピーカーとの組み合わせは、世の中からパーソナルオーディオ機器(昔でいうところのラジカセなど)を駆逐して仕舞うのではないかという勢いです。一方で、オーディオ回帰というムーブメントが起こりつつあり、ハイグレードなオーディオ機器への関心も高まりつつあります。団塊の世代向けというフレーズ付きで発表されていたモデルが多いのですが、ふたを開けてみると、それ以外の世代にもオーディオに興味を持っている潜在ユーザーが、それなりに居たようです。
2006年は、大きな転換期だったという感じですが、果たして2007年はどうなるのでしょうか。
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