【レビュー】

進化を続けるAjaxなWebOS "eXo Platform"

4 eXo PortalのWebOS機能 -「デスクトップ」

    後藤大地  [2006/12/25]

    タブの一番右に「Desktop」とあるが、ここがWebOSになっている。Desktopタブをクリックすると図10の画面が表示される。下部にはMac OS Xのようなアプリケーションランチャアイコンが用意されている(図11)。ランチャの上にマウスを移動させるとズームするところなども似ている。Flashを使っているわけではなく、JavaScriptだけで処理が実現されているあたりが興味深い。

    図10 Enterprise WebOS

    図11 Mac OS Xのようなアプリケーションランチャアイコン – Flashは使わずに実現されている

    ランチャアイコンをクリックするとアプリケーションが起動する。起動されるアプリケーションはPortletそのものだ。つまり、Portletがアプリケーションとして動作するというものだ。

    図12 ウィンドウでPortletが動作

    図13 複数のeXo Portal Portletを動作させている

    PortalではPortletをカスケードに配置して使うか、ページごとにPortletを配置して使うことが多い。デスクトップ(WebOSスタイル)ではそれぞれのサービスを重ねて配置できるあたりが、見たところ一番の違いといえるだろう。

    デモの注意点

    データは/tmp/hsql/に保持されているので、eXo Portalを削除して再度展開してもデータはクリアされない。操作内容をクリアして最初から試したい場合は、/tmp/hsql/ディレクトリを削除して操作すればよい。

    いろいろ操作していると"java.lang.OutOfMemoryError: Java heap space"といったエラーが発生する場合がある。頻発するようなら起動時オプションを調整するなどして調整されたい。

    eXo Platform - WebOS(デスクトップ)機能も取り込んでいく

    従来のPortalとWebOSとの一番の違いは、やはりUIにあるといえるだろう。ある程度固定されたサイズでカスケード状に配置するPortletと違い、WebOSの場合は比較的自由にそれらを配置できるという特徴がある。どちらも一長一短で、どちらがよいというよりは、用途によって使い分けると便利というものだ。

    eXo Platformはそういった点でおもしろいプロダクトだ。古典的なPortalプラットフォームとしての実装から、Ajaxを駆使した実装への進化、そしてWebOSスタイルのデスクトップ機能を追加するという進化を遂げている。今後のアプリケーションの方向性を見る上で興味深いと言えるだろう。

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