【レポート】
IBMは、今年はあまり新ハードが無く、UNIXサーバのp595を中心に展示していた。しかし、全く新機種の展示が無かった訳ではなく、実はBlueGene/Lの次機種のBlueGene/Pの計算ノードボードが展示されていた。それが次の写真であるが、背景となっているのはBlueGene/Lの筐体で、それに立てかける形でアクリルの箱に入った2枚のボードが床の上に置かれていた。
説明のパネルも無く、説明員も居ないのであるが、良く見てみると、上側のボードにはBlueGene/Pの計算ボードというラベルが貼られている。そして、下側のボードは、現在のBlueGene/Lの計算ボードである。
BG/Pのボードで銅のフィンがついているのがCPUで、左右に各16個づつ搭載されているが、一番下の2個はラベルが貼られているので、多少見難くなっている。また、更にその下のラベルが貼られたチップが1個づつあり、これはオプションのIOPである。そして中央の白いアルミ色のものはDC-DCコンバータである。下側のBG/Lでは、CPUを2個搭載したドーターボードであったが、BG/Pでは1個搭載のボードを180度回転した形で組み合わせることにより、同じ搭載密度を実現している。
何しろ説明パネルも無く、説明員も居ないのでクロック周波数や性能などは全く不明であるが、放熱フィンがアルミから銅に替わり、サイズも多少大きくなっている点や、電源が大きくなり、近くに配置されたことなどを考えると、CPUチップの消費電力は増加している可能性が高い。当然、BG/Lの130nmプロセスではなく、90nmか65nmプロセスを使っているのであろうから、エネルギー効率は上がっているはずであり、それでも消費電力が増えているとすると、BG/LのCPUに比べて2倍かそれ以上に性能は向上していると推測される。
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