【レポート】

IDF Fall 2006 追補編 - ちょっと変わった話題からキーマンに聞く最新動向まで

1 新フォームファクター - Trans Bay

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Intel Developer Forum (IDF) Fall 2006が終了して2カ月ほど経ち、一体何をやっていたんだと言われそうであるが、最後にちょっと変なものをいくつかご紹介したい。

謎のフォームファクター

最近のIDF名物といえば「テキストの煩雑な差し替え」。以前は紙とかCDで配されていたテキスト類、ここしばらくはというと、Registrationするともらえるバッチの裏とか、各Technical Sessionの最後などで、テキストを置いてあるURLとログイン名/パスワードだけが渡され、ここから勝手に持ってゆけという仕組みになっているのだが、この置かれたテキストが変わる変わる。開催前に一瞬現れていたが、すぐに消えたテキストとか、セッション終了後にミスを直したとか、1日だけ置かれていたテキストとか、色々楽しいものが多い。結果、IDF期間中は最低毎日1回、テキストを全部ダウンロードして突合せをする(笑)という、お馬鹿な作業は欠くことができない。

そうした作業の中で発見されたのが、Trans BayとBiscayne Bayという新しいフォームファクター。まずTrans Bayだが、これはMobile向けのコンポーネントを使った薄型デスクトップ向けのもの(Photo01)。IDFの基調講演でも出てきた薄型筐体(Photo02)のものであるが、これは単なる試作品ではなく、基盤のレイアウトまで公開できるほどスペックが固まったものであった。OEM向けにデザインを提供する、というのがこの目的であろうと思われる(Photo03)。主なデザイン上の変更点はPhoto04に示される通りであるが、目的はPCそのものというよりもAV機器に近い方向に振れていることが判る。

Photo01:この資料はPDHS004 "Designing for Intel Core 2 Duo processor based Small Form Factor and Low Powered Platforms"というセッションのもの。なぜかIDF期間前に公開、期間中は消えており、最近復活した。

Photo02:PCI Express Slotの構造は、どうみてもライザーカードが前提に見える。それに、x16だからといってグラフィックが前提ではないのは、次ページの写真に見るとおり。

Photo03:HDD×2、というあたりが従来の薄型プラットフォームと異なる部分。ただ、945GTではVistaのAeroにはちょっと力不足な気がするのだが?

Photo04:5.1/7.1ch AudioがRCAジャック前提なのでジャックの自動挿入検出を省いた、というあたりはいかにもである。SATAが2ポートに減られているのも、まぁこのサイズで3台以上のHDDを内蔵する可能性は少ないから妥当であろう。

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インデックス

目次
(1) 新フォームファクター - Trans Bay
(2) 新フォームファクター - Biscayne Bay
(3) Corsair Dominator
(4) Snoop Filter Cacheの動作 - その1
(5) Snoop Filter Cacheの動作 - その2
(6) Snoop Filter Cacheの動作 - その3
(7) SATA/6GbpsとCE/ATA - その1
(8) SATA/6GbpsとCE/ATA - その2
(9) Wireless USB - その1
(10) Wireless USB - その2

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