【レビュー】
我が家のブロードバンドはBフレッツ。気が付けば身の回りは無線LAN内蔵のノートPC、NAS、ルータに無線LANアクセスポイント、Gigabit対応ハブ、デジタル放送対応TVやDVDレコーダ、Xbox 360等などに囲まれ、ネットワークが無い生活は考えられない。
また、昨年子供が生まれたので、我が家も写真や動画ファイルが日々増大。整理管理の為にNASを導入したのだが、大量のデータ転送は時間がかかり面倒。しかしせっかくのノートPCがひも付き(有線LAN接続)になるのは嫌なので、速い無線LANがほしいと思っていた。
[参考]平成17年度通信白書より
インターネット利用者の無線LANの導入率は17.1%。インターネット利用人口は7,948万人、人口普及率は62.3%、内ブロードバンド(FTTH、DSL、CATV、無線(FWA等))利用は62.0%
現在、主要な無線LANの規格は3つ、そして審議中の規格(ドラフト)が1つ存在する。
| 規格(※) | 周波数 | 速度(規格値) | 補足 |
|---|---|---|---|
| 802.11a | 5.2GHz | 54Mbps | 一般に近距離では11gより高速だが、壁などに弱い |
| 802.11b | 2.4GHz | 11Mbps | 電子レンジ・Bluetoothなどの干渉を受けやすい |
| 802.11g | 2.4GHz | 54Mbps | 11bとの互換を保ったまま高速化を実現 |
| 802.11n | 2.4GHz/5.2GHz | 130Mbps | MIMO技術などの採用でさらなる高速化を実現 |
(※:規格名称先頭の「IEEE」は省略、以下同)
実際にユーザーが利用できる速度(実効速度)は上記の規格値とは大きく異なり、802.11a/gでも条件が良いところで20Mbps程度で、100Baseの有線LANの足元にも及ばないというのが現状だ。そんな中、2007年4月正式規格化を目指して標準化作業中の802.11nが注目されている。いくつか対応製品も発表されており、NEC「AtermWR8200N ワイヤレスカードセット」(以下WR8200N)もその1つだ。今回は、簡単だが実験結果を含め紹介したい。
注意:以降、本稿では単に「802.11n」と記載するが、WR8200Nの対応規格は「Draft 11n」とされている。現在の802.11nドラフト版(Ver.1.0)は今後正式承認されるものと大きな相違はないと見られているが、現時点では、将来の正式規格対応製品や、他社802.11nドラフト版対応機器との通信が保証されているわけではないので念のため注意願いたい。
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