【レポート】

MSのメディアプレーヤー「Zune」米で発売開始、パッケージの中身は…

Yoichi Yamashita  [2006/11/15]

iPodキラーとして注目されるMicrosoftのポータブルメディアプレーヤー「Zune」が米国で発売開始となった。30GBのハードディスクドライブ、3インチのカラー液晶ディスプレイを搭載。802.11 b/g対応のワイアレス機能を装備しているのが特徴だ。音楽、ビデオ、写真を扱えるほか、FM チューナーを内蔵する。価格は249.99ドルだ。

Microsoftは、ニューヨーク、シカゴ、アトランタ、マイアミ、シアトル、ロサンゼルスでローンチパーティを開催した。シアトルではBill Gates氏がWi-Fi機能を使って無線でプレイリストを送信するデモを披露したほか、ロサンゼルスではレッド・ホット・チリ・ペッパーズが登場した。

年末商戦の注目製品の1つとして話題を集めていたZuneだが、おだやかなスタートとなった。予約を受け付けていたGameStop系列のゲームショップでは、予約枠が全て埋まらない状態で発売日を迎えた店が多かったようだ。同ショップは任天堂のWiiの予約も受け付けていたが、こちらは予約受け付け日に行列ができ、どの店も開店直後に予約分を完売という騒ぎだった。Zuneに関心を持っている人が意外と多いというレポートも発表されていたが、Microsoft初のメディアプレーヤーということで、実際には様子をうかがっている人が多いようだ。

Apple本社のすぐ近くにあるGameStopクパチーノ店の店員に聞いたところ、ブラック、ホワイト、ブラウンの3色のうち、予約段階で最も人気だったのはブラウンだったそうだ。iPodや、そのほかのデジタル音楽プレーヤーであまり採用されていない色だからかもしれない。ポータブルプレーヤーとしては大ぶりなZuneのデザインにも似合っている。ただ、実物をみると、3色甲乙つけがたく、本体色選びは悩みどころになりそうだ。

環境問題に配慮してパッケージが小型化しているiPodに比べると、Zuneのパッケージはずいぶんと頑丈で大きい。中にはZune本体のほか、ヘッドフォン、USB接続ケーブル、ケース、スタートアップCD、製品ガイドなどが同梱されている。本体のサイズは4.4×2.4×0.6インチで重さが5.6オンス。第5世代iPod(4.1×2.4×0.55インチ、重さ5.5オンス)と比べると、数字の差以上に「大きい……」という感じがする。

しかし、初代Zuneは本体ハードウエアよりも、Microsoftが開発したインタフェースや専用ソフトに特徴がある。次回からは、このZuneならではの機能を中心とした使用レポートをお届けする。

ずしっとした重量感があるZuneのパッケージ。背面には「Zune digital media player. Music. Video. Pictures.」と書かれている

空き箱がCDケースとして通用しそうなぐらい、しっかりと作られている

内側の箱にはZuneのキャッチコピー「Welcome to the social」

上蓋を開けると、Zune本体、ヘッドフォン、接続ケーブル

Zune本体を引っ張り出すのに利用するためのリボンまで付けられている

ソフトウエアと製品ガイドは箱の底部に収められている

左から時計回りに、接続ケーブル、Zune本体、ケース、ヘッドフォン

Zune本体。ディスプレイ下中央が4方向のコントールパッドで、真ん中がOKボタン。右が再生/一時停止ボタン、左がバックボタン

ファームウエアのバージョンは1.0、ハードウエアは2.0

コネクタポート

PCとの接続・充電に利用するUSB接続ケーブル

ホールドスイッチとヘッドフォン・ジャック

背面にはZuneのロゴ。しっかりとホールドしながら操作できるようにコントロールパッドの反対側が丸くくぼんでいる

背面下部には「Assembled in China」と共に、「Hello from Seattle」(シアトルはMicrosoftの膝元)

付属のケースにZune本体を入れたところ。本体とほぼ同じサイズのケースなので出し入れに苦労する

Zuneと第5世代iPodのサイズを比較。HDDの容量は同じ30GBだが、ディスプレイはiPodの2.5インチに対してZuneは3インチ

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