【ハウツー】

EclipseでLisp - Cusp登場

3 Hello Cusp!

    後藤大地  [2006/11/09]

    インストールしたCuspはメニューからWindow→Open Perspective→Other...を選択して、パースペクティブとしてLispを選択すれば使えるようになる。Lisp NavigatorkaraNew→Projectを選択し、新しくLispプロジェクトを生成すれば準備完了だ。次に流れをかいつまんで示す。

    図3.1 パープペクティブにLispが追加されるので選択する

    図3.2 プロジェクトを作成していない状態のLispパースペクティブ。構成はほかのプロジェクトと同じ。右下の領域がREPLになっている

    図3.3 プロジェクトにLispが追加されているので選択してLispプロジェクトを生成

    図3.4 シンタックスハイライトから括弧対応、その場での評価などかんたんに使うことができる

    Emacsなどの環境と比べた場合の便利な点は、補完や説明の表示、マニュアルの表示などがEclipseプラットフォームの機能を使って実現されていることだろう。この機能が便利ということでEclipse IDEから離れられないデベロッパも多い。

    図3.5 入力補完 – このあたりの操作はEclipse IDEと同じ

    図3.6 定義内容がそのままポップアップ表示される

    図3.7 マニュアルが用意されていればネットワークに接続してマニュアルが表示される

    コードエディタでは次のショートカットが使えるため覚えておくといい。メニューから選択してもよいが、このあたりは覚えてしまった方がいいだろう。

    • Alt+C - 現在の式をコンパイル
    • Alt+K - 現在のファイルをコンパイル
    • Alt+. - 現在のシンボルの定義へジャンプ
    • Alt+H - 現在のシンボルのHyperspec定義を開く
    • Alt+U - 現在のシンボルを未定義へ

    同じくREPLでもショートカットが用意されている。コマンド履歴の操作を覚えおくと便利なので、これもはやめに身に付けてしまうといい。

    • Ctrl+P - コマンド履歴を前にたどる
    • Ctrl+N - コマンド履歴を後ろにたどる

    Eclipse Cuspも「あり」かも

    Lispの編集にEmacsはやはり欠かせない。しかし、Javaなどの開発ではEclipse IDEを使いつつ、LispのときだけEmacsを使うというのは面倒というのもわからなくもない。

    Cuspは、実質的にSLIME on SBCL in Eclipse IDEなので、それぞれのよいところ取りでなかなかいいツールではないかとおもう。今まで使ってきたEmacsエディタからこちらにうつるモチベーションになるかわからないが、補完やポップアップによる表示は便利であり、一度使ってみるといいだろう。

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