【レビュー】

超高速 - Ruby on Rails向けJava HTTPサーバ"rails-asyncweb"登場!

1 rails-asyncwebとは

後藤大地  [2006/11/07]

Ruby on Railsとともに標準配布されているHTTPサーバといえばWEBrick。WEBrickはRubyを使って開発された簡易HTTPサーバ。WEBrickを使うとApache HTTPサーバなどを別途用意しなくても簡単にWebアプリケーションを動作させ試験することができる。ただし、WEBrickは実行速度があまりはやくない。

ここではWEBrickのようなRuby on Rails向けのHTTPサーバとして「rails-asyncweb」を紹介したい。WEBrickよりも高速に動作するのが特徴のHTTPサーバで今後の展開が期待されるプロダクトだ。JRubyを採用しているあたりも技術的に興味深い。

rails-asyncwebはRuby on Rails向けの高速HTTPサーバ。TAKAI Naoto氏によって開発されているHTTPサーバで、Apache License Version 2.0のもとで公開されているオープンソースソフトウェア。WEBrickがRubyで開発されているのと違い、rails-asyncwebはJavaを使って開発されている。JRubyの成果物を活用している点も興味深い。

同氏のブログによると、rails-asyncwebはHttpServiceとして実装されたもので、Ruby on Railsアプリケーションを高性能でノンブロッキングなJava HTTPエンジンのもとで動作させることができるとされている。執筆現在におけるrails-asyncwebの最新版は10月28日にリリースされた0.1。

rails-asyncwebのサイトで公開されているベンチマーク結果によると、WEBrick/rails-asyncwebに対してそれぞれ「ab -c 1 -n 1000」と「ab -c 10 -n 1000」を実行した場合の結果が掲載されており、10倍近い差があることが示されている。

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