【レビュー】

続・地球をググれ - Google Earthの3Dギャラリーを試す

2 銀座にゴジラ現る? - クリエイターが作る3Dモデル

    木村早苗  [2006/11/07]

    さて、3Dギャラリーをあらためて覗いてみると、トップ100を見るだけでもエッフェル塔や自由の女神から東京タワー、京都の寺院など国内のさまざまな素材が用意されている。3DモデルはGoogleをはじめ国内外のクリエイターが、同社が提供する「Google SketchUp」(日本語未対応)で作成した。同ソフトを使って作成した3Dモデルはギャラリー上で共有できる。また、ソフトはフリー版も用意されているので、興味のある読者はモデルの制作にも参加してみてはどうだろうか。クリエイター心を大いに刺激してくれるはずだ。

    Google SketchUp

    中には銀座の町並みに現れる「ゴジラ」や大阪万博記念公演の「太陽の塔」などもあり、Googleらしい自由さと遊び心が感じられる。また、アメリカのワールド・トレード・センターなど、現在はすでに存在しない建物も登録されているのも興味深い。時代の流れによる土地・建物の変遷をオンライン上で体験できると考えれば、ゆくゆくは都市景観史といった学術的応用もできそうだ。

    太陽の塔(大阪万博記念公園)。3Dギャラリーのサムネイルからサンプルを選んでも、所在位置やデータサイズなどが表示されるのでダウンロードしよう。Google Earth上では下記の感じに見える

    上から見る

    横から見る

    また、ここ数年は日本でもファッション関係を中心に増えつつある大型有名建築も、数こそ少ないがラインナップとして含まれている。こうした3Dデータが増えていけば、手軽にバーチャルデザインツアーを楽しめむことができるに違いない。

    銀座2丁目にある伊東豊雄建築のミキモトビル

    Googleではサイト上でGoogle Earthのビジネス利用の提案を行っているが、今後こうした素材を充実させていくことで、個人で楽しむツールとしてはもちろん、ビジネスツールとしての新たな利用価値がさらに生まれていくことだろう。

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