【レポート】

アックゼロヨン・セミナー2006 Vol.3 - 大規模サイトを作るとき何が起こるのか

1 サイト設計も「大は小を兼ねる」

木達一仁
 
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アックゼロヨンが主催するセミナーシリーズの2006年第3回が東京・両国KFCルームにて開催された。アックゼロヨンは、ウェブアクセシビリティに関する国内初の公的ガイドライン「高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器、ソフトウェア及びコンテンツサービス - 第3部:ウェブコンテンツ」が公示された2004年に発足したフォーラム。「日本のWebサイトをアクセシブルかつクリエイティブにしよう!」をスローガンに多様な活動を展開しており、Webデザインをテーマとした無料セミナーの開催もそのひとつだ。

今回のセミナーは「ビジネス・アーキテクツのアプローチ」がテーマ。ビジネス・アーキテクツは、国内最大規模のWebデザイン企業であり、同社の森田雄氏は、Webサイトのための総合アワードと銘打たれたアックゼロヨン・アワードの審査員も務めている。当日は森田氏を含め同社より4名が登壇し、それぞれの立場と視点からWebデザインへのアプローチが語られた。

まず最初に「わたしたちについて」と題し、クオリティ・インプルーブメント・ディレクターの森田氏がビジネス・アーキテクツの会社概要を紹介した。同社は大規模サイトの構築を請ける機会が多い。「大は小を兼ねる」というが、大規模サイトでの全体感を習得することができれば、規模に応じてフィットさせることが可能になる。逆に小規模サイトでの視点しか持てないでいると、いざスケールアップした際にそれまでは見えることの無かった課題にぶつかることになる。大規模案件にいかに取り組むべきか、またその過程で一体何が起こるのかを知ることのできる今日のセミナーはきっと良い機会になるだろう、と語った。

大規模サイトにおける全体構造設計

続いては、具体的なサイトの話はしないと冒頭で断ったうえで、インフォメーションアーキテクトの佐藤伸哉氏が「情報アーキテクチャ(IA)」「全体構造設計」「グローバル」の3点を中心に「大規模サイトにおける全体構造設計」というテーマで講演した。

ビジネス・アーキテクツ クオリティ・インプルーブメント・ディレクターの森田雄氏とインフォメーションアーキテクトの佐藤伸哉氏

佐藤氏は、IAとはよく言われる仕様としての"情報設計"ではなく、"デザインプロセスの設計"であると説明。サイトやコンテンツの仕様書を作るのがIAではなく、プロジェクトやサイト公開までのスケジュールなどの設計を行うのがIAだという。複雑なものをシンプルにし、状況や目的にあわせてわかりやすくすることであり、それはサイトの規模に拠らない基本である。インフォメーションアーキテクトは、情報を整理したり定義することが最終目標ではなく、デザイン開発プロセス全体を通じユーザー中心のデザイン開発を推進することがその最大の役割とした。

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インデックス

目次
(1) サイト設計も「大は小を兼ねる」
(2) 何かを切り捨てる勇気や決断も必要
(3) 伝達するということ
(4) クライアントの言葉の裏にあるものを理解する

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