【レポート】

Oracle OpenWorld 2006 - ”The Agile Team"でイノベーションのサイクルを、Oracle Fusion Middleware

    後藤大地  [2006/10/31]

    プロダクトやテクノロジのライフサイクルはエンタープライズの分野においても短くなり、変更の容易さがもとめられるようになっている。また市場の動向を把握してビジネスチャンスに結び付けていくために、市場動向のモニタリングや市場要求へのフィッティングが欠かせない。つまり、「軽快であり変更容易であるシステム」が求められる。

    ここでキーワードになるのが"Agility"、軽快さだ。個人レベル、ビジネスライン、組織、ネットワーク--こうしたさまざまなレベルで「The Agile Team」を構築していくことが、エンタープライズ市場における要望にこたえるうえで重要になってくる--OracleのDavid Keene氏はこのように説明する。

    図.1 Oracle, Fusion Middleware, Senior Director Technology, David Keene氏、同Director Product Management, Dr Mohamad Afshar氏、同Senior Director, Mikael Ottosson氏

    同氏はこのThe Agile TeamをFusion Middlewareによって実現する方法を説明する。Fusion Middlewareは「なにができる」というものを提供するというよりは、「なにができる、をできるようにするための道」を提供するものだとする。

    イノベーションにはある種のサイクルがある。まずイノベーションがおこり、次にイノベーションをデプロイするフェーズがくる。デプロイしたシステムの管理がはじまり、最後にイノベーションが一般のものとして広がっていく。一般化してからは、ふたたびイノベーションが発生し、また同じサイクルをたどることになる。

    図.5 イノベーションが一般化するまでには特定のサイクルがある

    図.6 サイクルのどこかでもうまくいかないと、イノベーションは普及にいたらない

    図.7 イノベーションがよりよく回っていくための機能をOracle Fusion Middlewareは提供する

    市場の動向に迅速に対応することは、この流れを速くする必要がある。同氏は、Fusion Middlewareがこのサイクルをサポートするとする。

    イノベーションはサービスとして実装され、Fusion Middlewareがこのサービスを統合する。Fusion Middlewareはサービスを実装するためのさまざまな基盤を提供するが、これにより、開発者はビジネスロジックの実装に集中できることになる。つまり、イノベーションの実装と市場に併せた変更を助けるということだ。

    図.8 Oracle Fusion Architectureの提供するサービス基盤

    図.9 Oracle Fusion Middlewareを使ったシステム構築

    図.10 Oracle Fusion Middlewareを活用したアプリケーション

    図.11 Oracle Fusion Middlewareを活用したアプリケーション

    図.12 Oracle Fusion Middlewareを活用したアプリケーション

    図.13 Oracle Fusion Middlewareを活用したアプリケーション

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