【レポート】

新エネルギー世界展示会 - 太陽電池らしくない太陽電池、ほかビル用の風力発電装置など

3 CFRP製の巨大風力発電装置

    大塚実  [2006/10/29]

    風力発電では、目立っていたのはジーエイチクラフトの展示。直径5mのダクト付き風力発電装置を持ち込んでおり、来場者の注目を集めていた。この装置は、現在同社の屋上に5台設置して評価試験中だが、すでに大型機並みの高い効率が出ているという。

    さすがに発電はさせていなかったが、大きくて目立つ

    スペック。定格出力は10kW(風速12.5m/s時)となる

    同社は複合材を用いた製造を得意としており、この発電装置でも、ブレードと支柱がCFRP(炭素繊維強化プラスチック)製、ダクトはGFRP(ガラス繊維強化プラスチック)製となっている。オフィスや工場での利用を想定しており、同社の木村學・代表取締役社長は「ビルの屋上には"あって当たり前"となるようにしたい」と話す。来年3月には製造工場が完成し、5月には実際のビルで発電装置が稼働する計画もあるそうだ。

    弊誌で何度か紹介しているゼファーは、最新の「エアドルフィン Mark-Zero」を出展。ローター直径1.8mという小型サイズながら、定格出力1kW(風速12.5m/s時)を実現したもので、今年3月に販売を開始し、国内だけでも数百台が出荷されたという。価格は519,750円(風車単体)。

    会場には、小型の風車が多数展示されていた。手前がゼファーのエアドルフィン

    国内外でフィールドテスト中。その模様は、ライブ中継で見ることもできる

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