【レポート】

筑波宇宙センター特別公開 - 新キャラ「きくはちぞう」が登場、新しい有人宇宙機の話題も

1 ETS-VIIIの愛称発表

    大塚実  [2006/10/28]

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)・筑波宇宙センターにて21日、「宇宙の日」を記念した特別公開が行われた。宇宙の日(9月12日)は、毛利衛・JAXA宇宙飛行士が初めて宇宙へ飛び立った日。実際には1カ月以上も間が開いてしまっているが、JAXAでは例年、前後して各施設の公開イベントなどを実施している。

    筑波宇宙センター

    筑波宇宙センターでは原則として毎日、施設のツアー見学(無料)も行われているが、普段立ち入ることのできない設備なども見られるのが特別公開の魅力。今回は、2回目のフライトが決まっている土井隆雄宇宙飛行士の講演もあり、6,500人を超える来場者があったそうだ。

    土井隆雄宇宙飛行士の講演。子供達から質問を受けていた

    「今日限定」という"ロケットパン"も売られていた

    ETS-VIIIの愛称が「きく8号」に決定

    特別公開にあわせて、JAXAからは「技術試験衛星VIII型(ETS-VIII)」の愛称が発表された。といっても、ETSシリーズでは従来から「きく」の名称が使われており、発表された「きく8号」以外の選択肢は考えにくいが、今回面白いのは、シンボルキャラクターまで用意されたこと。JAXA(旧NASDA時代も含め)自ら衛星にキャラクターを付けたというのは、少なくとも筆者の記憶にはない。

    「きく8号」のシンボルキャラクター「きくはちぞう」。大きなアンテナをイメージした耳が特徴的

    後ろ姿。ちゃんと太陽電池パドルやスラスターも付いている。JAXA内でデザインしたとか

    このキャラクターは「きくはちぞう」という名前で、衛星に親近感を持ってもらえるように登用したという。会場では、数回に渡って着ぐるみによるお披露目が行われ、記念撮影などに応じていた。ちなみに「きく8号」は、H-IIAロケット11号機による今年度中の打上げが予定されている。

    お披露目された「きくはちぞう」。講演を終えた土井宇宙飛行士も応援(?)に駆けつけた

    これが「きく8号(ETS-VIII)」。巨大なアンテナで、小型端末での直接通信を可能にする

    記念撮影に応じる気さくな「きくはちぞう」。子供達に大人気だった

    オリジナルグッズのプレゼントも。結構PRに力が入っている

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