【インタビュー】

二代目はどこが違う? 新型MacBook Proについて訊く

1 おもな変更点は?

    海上忍  [2006/10/27]

    新MacBook Pro全モデルには、FireWire 800ポートが搭載されている

    Intel Core 2 Duoを搭載した二代目Intel iMacのリリースが9月。10月の声を聞き、新しいMacBook Proの登場を今日か明日かと心待ちにしていたMacユーザも少なくないはず。そして10月25日、同じIntel Core 2 Duoを搭載した「二代目MacBook Pro」が登場した。この気になるマシンの気になる点について、アップルコンピュータプロダクトマーケティング ディレクター服部浩氏、同プロダクトマネージャー福島哲氏の二人に話を訊いた。

    なお、アップルコンピュータのご厚意により、インタビュー後にMacBook Pro 15インチ(2.33GHz)を試用する機会に恵まれた。ベンチマークなど詳細なレビューは後日お届けするので、しばしお待ちいただきたい。

    --今回のモデルチェンジにおける主な変更点は?

    服部: まず、CPUが2.16GHzと2.33GHzのCore 2 Duoに変更されたことが挙げられます。PowerBook G4最終モデルとパフォーマンスを比較すると、SPECベンチマークで7倍以上、ApertureでRAWイメージを取り込むときの1分あたりの処理能力は158%といった具合に、目に見えてパワーアップしています。

    メモリは最大3GB、HDDは最大200GBに対応したことで、サイズの大きいデータベースや高解像度のマルチメディアファイルを扱うことも可能になりました。2層記録に対応するスーパードライブのほか、音響/映像関係のプロフェッショナルユーザから特に要望の高かったFireWire 800ポートも、全機種に搭載しています。

    --フロントサイドバスが667MHzということは、チップのタイプはMeromでしょうか?

    服部: そのとおりです。9月に発売されたiMacと同タイプです。

    --メモリはデュアルチャネルモードをサポートしていますか?

    福島: サポートしていますが、5月に発売されたMacBookとは異なり、デュアルチャネル構成を強く推奨してはいません。MacBookは統合グラフィックチップを採用しているため、デュアルチャネル構成か否かでシステム全体のスピードが大きく影響を受けますが、独立型のATI Mobility Radeon X1600を搭載するMacBook Proの場合、さほど影響を受けないからです。

    システムプロファイラで「ハードウェアの概要」を表示したところ。二次キャッシュのサイズとバス速度から、CPUがCore 2 Duo(Merom)と判断できる

    --では、CTOのメニューで選択できる最大3GBという組み合わせは、デュアルチャネル構成ではないわけですよね?

    福島: 2基のメモリスロットに1GB+2GBという構成は、デュアルチャネル構成になりません。より広いメモリ領域を必要とするプロフェッショナルユーザを考慮し、搭載可能なメモリ容量の上限を用意しました。

    --5月発売のMacBookでは、グレア液晶がデフォルトになったことが話題となりましたが、今回のMacBook Proは反射を抑えるノングレア液晶がデフォルトのようですね。

    服部: 一般的な傾向として、色表現に厳しいクリエイティブユーザは光沢のあるグレア液晶を好みません。そこで新しいMacBook Proも前モデルに続き、ノングレア液晶をデフォルトとしています。希望するユーザには、無償のCTOオプションとしてグレア液晶を提供します。なお、店頭販売分はノングレア液晶のみです。

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