【レポート】

WPC TOKYO 2006 - 新製品「9(nine)」の使用感など、ウィルコムブースの展示

1 9(nine)の仕様は実にシンプル

石川ひさよし  [2006/10/20]

WPC TOKYO 2006のウィルコムブースでは、新たに発表されたW-OAM対応のW-SIMのほか、W-SIM対応の新端末「WS009KE」(ケーイーエス製)および、ExpressCard/34スロットに対応したデータ通信用アダプタ「WS008HA」(ハギワラシスコム製)が展示中だ。

愛称「9(nine)」こと「WS009KE」の開発元であるケーイーエスは、ウィルコムへの端末の提供は今回が初だが、ブースのスタッフによれば、同社は古くより通信端末の開発に携わってきた歴史ある会社であるとのこと。満を持しての自社ブランド製品ということだ。

9(nine)は、キーボードや無線LANを搭載した高機能端末「W-ZERO3」とは対極的なコンセプトで、音声通話・フルブラウザを中心にベーシックな機能を洗練したモデルとのこと。カードスロットやカメラも無し、ミュージックプレーヤーやビューア、Flashプレーヤーなど、携帯電話や、他のウィルコム端末でも利用可能な機能すら非対応とされている。電話本来の用途+αで十分なユーザーや、高機能端末のセカンド機としての利用を考えているユーザーは注目だ。

ストレート端末を望んでいたユーザーにも注目の「9(nine)」。カラー表示も綺麗な液晶

展示では実際にW-OAM対応W-SIMを挿入し、ブラウジングなどが体験できる。W-SIMカードスロットは本体上部に用意されている。カラーはホワイトとブラックの2色。ボタンを目立たせないフラット感あるデザインで、本体のエッジも立っている。メニュー画面などのUIもモノトーンで、シンプルさを強調しているのが印象深い。

本体上部にW-SIMカードスロットを搭載

実際に搭載されていたW-OAM対応W-SIMカード

メニューは本体カラーに合わせモノトーンで統一

フルブラウザとしてNetFrontを搭載している

レスポンスは軽快で、もたつきはほとんど感じられない。加えてブラウジングも快適だ。液晶は2インチのQVGAで、現在主流の機種に比べれば小型だが、発色は良い。

右写真くらい傾けると画面は暗くなるが、視野角はまずまず

使い慣れれば解消される程度のことかもしれないので、操作した感想をあくまでファーストインプレションとして述べると、ボタンがフラットであるため十字+中央ボタンなどが区別しづらい印象。また、手に持った時に本体のエッジが当たるため、もう少しアールを付けてもいいのでは? という印象も受けた。とはいえこの端末、かつてのau「INFOBAR」同様、持って歩くうえで注目を集めるだろうことは間違いない。

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