【レポート】

「第二回吉祥寺アニメーション映画祭」開催、蛙男氏の特別トークショーも

3 アニメファンじゃない人たちにもリーチできるアニメは面白い

    野口智弘  [2006/10/20]

    ――現在は?

    「『NEWS23』と『SPA!』と『GyaO』で新作を作っているんですけど、ウチは制作スピードが速いのが売りなんで時事アニメを作れるんですね。今日(13日)ここに来る直前にも『修正お願いします』という連絡を受けて、ちょっと直して送信とそういうことができるので」

    「僕なりのロボットアニメです」という蛙男氏の新作『土管君』も先行上映

    ――ほかじゃできないですよ。六本木ヒルズでの上映会の印象は、客層がアニメファンというよりはお笑いファンという感じで、しかも女性がすごく多かったですね。

    「ちょっとそこは狙ってたんです。アニメファンじゃない人たちにもリーチできるアニメは面白いだろうなと」

    ――ラレコさんの『やわらか戦車』に対抗して作った新作もあるんでしょ?

    「ええ、『微生物侍』という(笑)。ラレコさんのコンテンツがすごいのは、5秒で好きになれるじゃないですか。ウチのはじっくり見てもらわないと伝わらないんで、見てすぐ笑えるものがいいなと思って。アップルがダウンロード販売を始めたりして、DVDを売る商売は先細りになるのが明らかなんで、我々もキャラクタービジネスとして物に換えて売らなきゃいけないんですが、黒人家族とかはグッズになりにくいので(笑)」

    ――かわいい女の子キャラはどうですか?

    「いや、自分で声をあてるんで、かわいい女の子って一生無理なんですよね(笑)。『古墳ギャルのコフィー』は女性に声をあててもらったんですが『でも墓ですよね』って言われたり(会場笑)。ウチがYouTubeにどんどん映像をアップしてるのは、『映像も出さずに売るのは難しいだろう』と。まずは見てもらって、蛙男商会を認知してもらえれば」

    ――来年の劇場版は?

    「じつはまだなにも(笑)。昨日企画書を作りましたけど、僕も初めて『あ、こんな感じなんだ』と思ったぐらいで」

    ――新作以外にも面白いことを企画しているそうですが?

    「ソースファイルを公開してしまおうと。ダウンロードして勝手に絵を直したりとか、3Dにしたりとか、自分で音楽をつけてみたりとか。それで2次創作どころか、2万次創作ぐらいまで行ったときに、オリジナルと、2万人の手を経たコンテンツを比べて見れたら面白いなと思って。FLASHってそれができるので」

    ――どんどん洗練されていく2ちゃんねるのコピペみたいな。いろいろと面白いことになりそうですね。ありがとうございました。

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