【レポート】

「第二回吉祥寺アニメーション映画祭」開催、蛙男氏の特別トークショーも

1 一般公募のアニメ作品を一挙上映

    野口智弘  [2006/10/20]

    13日、東京・吉祥寺シアターにて「第二回吉祥寺アニメーション映画祭」が開催された。このイベントは、7日から15日まで吉祥寺のさまざまな会場で行われた「吉祥寺アニメワンダーランド2006」の一環で、一般から広く応募されたアニメ作品を上映、表彰するもの。今年で2回目となる今回は、約50本の応募作からノミネート作品が12本選ばれ、特別招待作品の2本と合わせて粒ぞろいの14本が上映された。また地元・吉祥寺からはアニメスタジオのSTUDIO4℃と、マンガ雑誌『コミックバンチ』を手がけるコアミックスが審査に加わった。受賞作は以下のとおり。

    グランプリ 『電信柱のお母さん』(坂元友介)
    優秀賞 『花の翳』(吉田暁)
    審査員特別賞 『ひよこどんとてれび』(松下藍)
    『太陽に喧嘩を売った男」(塩見信隆)
    『おしるこ』(青木純)
    『In Silence』(上杉真理子)
    STUDIO4℃賞 『Apartment!』(青木純)
    コアミックス賞 『オデカケメエメエ』(くぼたえみ)

    グランプリに選ばれた『電信柱のお母さん』。絵本的な世界観を描ききっただけでなく、社会性もふくんだ完成度の高い作品

    準グランプリとなる優秀賞の『花の翳』。短い時間で物語を成立させているこ点と、音楽の効果的な使い方が評価された

    審査員特別賞の『ひよこどんとてれび』。実写とアニメの合成を積極的に行ったサブカルチャー色の強い内容。

    審査員特別賞の『太陽に喧嘩を売った男』。サイケデリックな映像描写をモノトーンで統一した勢いのある1本

    審査員特別賞の『おしるこ』。1発ギャグ作品として上映中も笑い声が上がっていた。作者の青木氏は『Apartment!』でSTUDIO4℃賞も獲得

    審査員特別賞の『In Silence』。バイオリニストの少女と絵描きの青年の切ない恋を描いた人形アニメ

    STUDIO4℃賞の『Apartment!』。ひとつのシチュエーションで起こる隣人同士の悲喜こもごもをユーモアたっぷりに描き、高評価を得た

    コアミックス賞の『オデカケメエメエ』。かわいいイラストが動き回るともっとかわいくなる、という好例

    また上映会と表彰式の合間には、今年4月から放送されたFLASHアニメ番組『THE FROGMAN SHOW』の作者、蛙男氏をゲストに迎えてのトークショーが行われた。次ページ以降でそのおもな部分を紹介しておきたい。聞き手は映画祭の審査委員長で編集家の竹熊健太郎氏。

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