【レビュー】

着メロ感覚でメロディを替えられる赤ちゃんグッズ「えらべるサウンドメリー」

1 ベッドサイド玩具が音楽配信に対応

    海老名美智代  [2006/10/20]

    コンビが、muPass機能に対応したベビートイ「えらべるサウンドメリー」を発売した。価格は8,379円。コンビというと、乳幼児用によく考えられた食器、玩具、服などを製造販売しているメーカーだ。最近は「Fromママ」シリーズとして、消費者の意見を取り入れた玩具なども開発しており、しかもシンプルでお洒落なものが多く、雑誌などで紹介されることも多い。

    今回紹介する「メリー」とは、横になった赤ちゃんの上で、メロディとともに飾りが回るベビーグッズの総称だが、この「えらべるサウンドメリー」(以後サウンドメリー)は、携帯の着メロと同じように、鳴るメロディを入れ替えて楽しめるシステムを搭載した製品だ。ITがベビートイをまた一段と進化させ、家族で長い間楽しめる玩具にしてくれたと筆者は感じている。

    コンビがこの秋に発売した「えらべるサウンドメリー」

    muPass機能でこれからは家電も着メロだ

    メロディを好きに入れ替えられる仕組みは、サミーネットワークスが開発した「muPass」(Music & Multidata Passの略)機能によって実現している。muPassとは、携帯電話を使って専用サイトからダウンロードした曲を、携帯電話の赤外線通信を利用して、家電や玩具、カー用品などの電子機器に転送できるシステムだ。

    少しだけ具体的に説明すると、携帯電話に搭載されている既存のデータの双方向通信を可能にするプロトコル「IrMC」(Infrared Mobile Communication、電話帳データなどの交換に使われる)を発展させた「IrTMusic」を独自に開発。IrTMusicには「SMFF」「MFTP」の2つのアプリケーションがあり、SMFFは安全なデータ転送と暗号化とデータ圧縮による情報管理を行うためのデータ形式で、これにより個別の管理情報や著作権保護が可能。一方MFTPは、IrMC上でSMFFデータを高速通信させるための通信手順を規定しており、これにより日本音楽著作権協会(JASRAC)の許諾を得ているという。

    現在の参画企業はコンビのほか、玩具メーカーのセガトイズ、湯周り製品を多く扱うノーリツなど計31社(5月1日現在)。対応製品としては、ユピテル工業の車載用レーダー探知機「Super Cat VR951i」、トレッドの業務用電光表示機「ミューパスディスプレイ」、バンダイの携帯電話型玩具「スーパーメルプチM」、三洋電機の「200VビルトインIHクッキングヒーター(JIC-B732GRなど)」「デジタルコードレス留守番電話機(TEL-DH3など)」などがある。

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