【レビュー】

"Google版ミニオフィス"登場 - Goole Docs & Spreadsheets

3 「Docs」を試す

    海上忍  [2006/10/13]

    Google Writelyから名称変更された「Docs」は、コラボレーション機能を備えた簡易ワープロソフトという位置付け。現時点では英文字のフォントセット(18種)しか提供されていないため、日本語部分にはWebブラウザデフォルトの日本語フォントが適用されることになるが、文字色の設定やフォントサイズの調整、センタリングや左/右寄せなど、ワープロとしての基本的なレイアウト機能は備えている。

    Docsのおおまかな機能は、名称が変更される前の「Google Writely」とほぼ同じと考えていいだろう。コラボレーション機能はもちろん、文書の変更履歴を保存し、指定された日時の状態への復元を可能にするリビジョン機能も用意されている。前述したとおり、レイアウトの崩れさえ問題にしなければMS-Wordからのインポートも可能なため、"ポータブルなワープロソフト"として十分使えるはずだ。

    フォントや色の指定など、ワープロ基本的な機能を一通り備えている

    リビジョン機能も用意されている

    他のオフィススイートあってこそ、かも?

    Spreadsheetsについても、6月に公開された「Google Spread」と基本的な機能は同じ。ただし、6月の公開以来数回にわたりマイナーチェンジが施された結果、1つのセルに複数の行を書き込めるようになるなど基本機能が見直されたほか、Googleのアカウントを持つすべてのユーザに閲覧を許す「Let anyone view」オプションの追加など、コラボレーション機能が強化されている。Docs(旧Writely)同様、OpenDocumentフォーマットに対応しているので、ローカルではOpenOffice.org、オンラインではGoogle Spreadsheets、といった使い分けも考えられる。

    とはいえ、グラフ作成やピボットテーブルのような表計算ソフトならではの機能が追加されていない点では、大きな変更がないことは確か。今回のワープロ機能との統合により、インターフェイスは扱いやすくなったが、MS-OfficeやOpenOffice.orgとの機能差はいまだ大きい。今後の開発計画は不明だが、現状では他のオフィススイートを補完する役割を担うにすぎず、仕事の道具として使うには無理がある。仮に有償サービスへの道を歩むにしても、コラボレーション機能だけでは訴求効果が低い。もう一声、というのが正直な感想だ。

    関数など表計算ソフトとして基本の機能は一通り揃っているが……

    関連記事

    関連サイト

    新着記事

    特設サイトの情報

      求人情報

      人気記事

      一覧

      イチオシ記事

      新着記事

      特別企画

      転職ノウハウ

      あなたの仕事適性診断

      4つの診断で、自分の適性を見つめなおそう!

      Heroes File ~挑戦者たち~

      働くこと・挑戦し続けることへの思いを綴ったインタビュー

      はじめての転職診断

      あなたにピッタリのアドバイスを読むことができます。

      転職Q&A

      転職に必要な情報が収集できます

      スカウト転職する

      企業からアプローチのメッセージが届きます。

      マイナビニュースマガジン