【ハウツー】

今流行のスクリプト言語 on JavaをBSFで体験する

1 Jakarta BSFとは

    後藤大地  [2006/10/11]

    Java SE 6の公開が迫ってきた。この新しいバージョンで注目されている新機能のひとつにスクリプト言語のサポートがある。ここではこれに関連して、APIレベルでJavaからスクリプト言語をあつかうためのフレームワーク「Jakarta BSF」を紹介したい。Jakarta BSF(以降、BSF)を使うとJavaとスクリプト言語をシームレスに統合して使うことができるようになる。

    BSF(Bean Scripting Framework)はJavaアプリケーションからスクリプト言語をあつかうためのフレームワーク。Javaからスクリプト言語を実行するだけではなく、スクリプト言語からJavaオブジェクトやメソッドにアクセスする機能を提供する。たとえば、Java以外の言語によってJSPを記述することができ、さらにそのJSPからJavaのクラスライブラリを使うといったことができるようになる。

    もちろん、BSFを活用した場合、スクリプト言語をJavaアプリケーションに組み込んで使うことができるようになる。BSFによってサポートされている代表的なスクリプト言語は次のとおり。

    • BeanBasic
    • BeanShell
    • BML
    • Groovy
    • Jacl
    • JavaScript
    • Judo
    • LotusScript
    • ObjectScript
    • Perl
    • Pnuts
    • Prolog (JLog)
    • Python (Jython)
    • Rexx (NetRexx)
    • Ruby (JRuby)
    • XSLT

    執筆現在におけるBSFの最新版は6日(オランダ時間)に公開された2.4.0。2.4.0はThe Apache Software Foundation(以降、ASF), the Jakarta BSF Projectとしての初のオフィシャルリリースにあたる。もともとIBMで開発されていたプロダクトで、のちにASFに寄贈されたもの。現在ではApache License Version 2.0のもとオープンソースソフトウェアとして提供されている。2.4.0における主な変更点は次のとおり。

    • bsf.jarファイルをjre/lib/extに配置してあつかえるように変更
    • 実験的扱いだったDebugLogクラスを廃止、commons-loggingおよびlog4jへと変更
    • すでにサポートされていActiveScript関連のAPIを削除
    • jpythonパッケージをjythonへ交換
    • 各種バグ修正

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