【ハウツー】

Javaが初めてなら使ってみては? ずっと使えるNetBeans BlueJ Edition

2 BlueJとは

後藤大地  [2006/09/28]

BlueJはJavaで開発されたJava学習用プラットフォーム。クラスの作成、ソースコードの編集、コンパイル、マニュアルの自動生成、UML図の自動生成、デバッグ、実行などを実施するためのプラットフォームで、スタンドアロンアプリケーションとして動作する。次にBlueJの使用例を示す。

図1.1 BlueJの使用例 – クラスを作成すると自動的にUML図が表示される。インスタンス変数として含めれば関連がひかれ、継承や実装すれば対応した線が表示される

図1.2 BlueJエディタ – シンタックスの色つけが機能するほか、自動インデント、コンパイル、基本的なエディタの機能、マニュアル表示などの機能がある

図1.3 右上の「Implementation」を「Interface」に変更すれば対応するAPIドキュメントが表示される

図1.4 BlueJには簡単なデバッガも用意されている

図1.5 実際に開発に用いているソースコードを取り込むこともできる – パッケージはパッケージのアイコンで表現される

図1.6 ソースコードを取り込んだ場合もで、継承や関連などがUML図に反映される。簡単なソースコード解析ツールとしても使うことも可能だ

BlueJはThe BlueJ Licenseのもとで提供されている。使用に関して制限はないが、ディスアセンブルによる解析は禁止されている。基本的に作業はウィンドウごとに分離している。

BlueJはかなりよくできており、HelloWorld程度のプログラムを作るレベルから、ある程度の規模のプログラムを作成しようという場合でも活用できる。入力補間機能や自動補間機能などは提供されていないが、シンタックス色つけ機能や自動インデントなどプログラミングエディタにほしい最低限の機能は実装されており、全体のシンプルさからみてこれで十分だといえる。

まったくJavaを知らない初心者にJavaを教えようとおもえば、BlueJはかなり便利なツールといえる。導入は簡単だし、使い勝手も手間入らずだ。大学や専門学校で授業に採用するレベルとしては適当といえる。しかし問題は、BlueJから次のステップに踏み出すのが困難という点にある。BlueJは教育用のプラットフォームであって、実際の開発には採用されるものではない。学んだ内容をそのまま仕事に転用できないのが悩みどころだ。

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