【レポート】

photokina 2006 - Apple、RAW現像ソフトApertureをアップデート

2 プラグイン

    小山安博  [2006/09/26]

    出力プラグインは、たとえば写真販売サイトの「iStockphoto」の場合、画像を選んで出力を選ぶと、アップロードに必要な情報を入力するウィンドウが立ち上がる。Apertureで設定しておいたキーワードなどの情報も自動入力され、あとはアップロードに必要なカテゴリを設定するだけ。画像をフォルダに出力するように、Apertureのインタフェースでそのままアップロードできる。

    出力プラグインの使い方は、Exportから該当するものを選ぶだけ

    これはiStockphotoの出力プラグイン。アップロードに必要なデータを入力すればいい。キーワードは自動で入力されている

    Aperture独特の機能である「ルーペ」機能も進化。1,600%までの拡大が可能になったほか、ルーペで拡大表示をしたまま、カーソルだけ別の場所に動かし、その場所にルーペを追従させる、なんてこともできる。画質調整でルーペで拡大している部分だけを素早く調整して確認、それで問題がなければ全体に調整を適用する、といったことも可能。

    強化されたルーペ機能


    これがルーペ機能

    ルーペ中心の色情報などを表示することも可能に

    新しいシャープネスでは、輝度ベースの高度なエッジ強調が可能だという。カラーチューニングは、より簡単に色相、彩度、輝度の調整の調整が可能で、たとえば青空をより鮮やかにしたければ青のスライダーを上下させるだけで、ほかの色には影響せずに色を調整できる。

    輝度ベースのシャープネス機能

    カラーチューニングツール

    カラーチューニングのインタフェースは直感的


    こちらは青色を除いたところ

    青を強調


    インタフェースは各色ごとに表示することも可能

    設定したチューニングの値を登録しておくことも可能

    メタデータでは、画像のインポート時に、あらかじめ設定しておいたIPTCメタデータを自動で追記または置き換えができるので、自身のクレジットやキャプションを効率よくつけられる。Adobe SystemsのメタデータXMPの出力もサポートし、Adobe Photoshopで画像を編集する際に利用できるようになった。

    こうしたメタデータをインポート時に一括で適用できる。チェックボックスのオン・オフだけで適用するデータを選択可能

    こうした新機能によって、Apertureはさらに使い勝手を向上させ、写真家のワークフローをより効率化させることができるようになったとしている。発表会ではSteve Winter氏、Bill Frakes氏といった著名な写真家がメッセージを寄せ、Apertureの使いやすさ、仕事になくてはならないツールだという点を強調していた。

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