【インタビュー】

PDF作成ならフリーでできる - Acrobatの新しい価値はコラボレーション

2 コミュニケーションにもAcrobat

    神保雄暢  [2006/09/19]

    --Windows版以外のAcrobatについてですが、まずMac版にStandardがないのはなぜでしょうか

    実はMacユーザのお客様のうち、9割をはるかに超えるユーザがPro版を使われています。これは日本だけでなくてワールドワイドで同じ状況です。またMacユーザの方はクリエイティブ作業をMacで、それ以外をWindowsでと使い分けている方が多く、ビジネス系で使われる機会の多いAcorobatはWindowsで、というケースがあるようです。

    --Linux版のAcrobat製品について

    Linuxについてはリリース時期は未定ですがAcrobat Readerのバージョン8を提供する予定です。3Dという製品をだしましたが、3D CADを使っているお客様はUnix、Linux系の方が多いので確実に提供します。

    AcrobatのLinux版についても話は出ていますが、実際の企業導入という意味では思ったよりもLinuxは浸透していないという印象があります。一部の部署で使っているというケースは増えてきてますが、全体的にはまだまだ少数と言えるでしょう。なかなか他のアプリケーションベンダーも移行できないのは、このあたりが理由だと思います。

    米Adobe Systems ナレッジワーカービジネスユニット シニアプロダクトマーケティングマネージャ 山本晶子氏

    --今回登場したAdobe Connectについて、北米から販売をスタートする理由は?

    販売をスタートして色々な改善点が出てくることが予想されるので、まず北米からスタートすることになりました。もちろんサーバ製品であるAcorbat Connect Professionalはすぐにでもお使いいただけます。

    またAcorbat Connectで提供するWeb会議は、米国はかなり発達していますが日本では今やっと立ち上がった状況です。やはり経験の多い米国からはじめて、興味が出てきた段階で日本でも公開したいと考えています。

    実は北米からスタートするもうひとつの理由として現在決済が行えるのが米国発行のクレジットカードに限られるという問題があります。それも改善していく予定です。

    実際に北米ではAcrobat Connectを使ってAcrobat 8の説明会をお客様に向けて行いました。全米から50人程度が参加して、画面を共有しながら私がプレゼンテーションを行いました。質問は全てチャットだけで受け付けたり内容についての投票を行ったりと、非常にすばやい反応を見ることができました。これを経験してしまうと、インタラクティブ性のあるコミュニケーションのよさを感じます。このようなデモンストレーションをぜひ日本でも行っていきたいと思います。

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