【インタビュー】

「一言で言えば、面白い」 - フリースケール高橋恒雄社長に聞く

1 自動車向けマーケット(1)

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9月13日に開催されたFreescale Technology Forum Japan 2006のレポートは既に塩田氏のものが掲載されているが、この会場で基調講演の後の1時間ほど、同社代表取締役社長の高橋恒雄氏にインタビューをさせていただく機会を得られた。折角なので、その全文をお届けしたいと思う。

フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン 代表取締役社長 高橋恒雄氏

自動車向けマーケット

-- 今回の基調講演では、車とワイヤレス、コンシューマー、セキュリティ、ネットワークという5つの話が出てまいりましたが、このセキュリティというのは従来のFreescaleさんの分類の中ではどこに入るのでしょう? コンシューマなのか、インダストリアルなのか。

今はまだマーケットに育っていないので、アプリケーションと考えるのがよいか、と。

-- ということは、コンシューマ部隊の一部という形に?

そうですね、コンシューマもそうですし、エンタープライズにも、車にも関わってきますね。

-- では最初にまず車についてお伺いします。現在力を入れてらっしゃる訳ですが、現実問題として日本には軽まで入れるとかなりの自動車メーカーがあります。このうち何社くらいにまで実際にご興味もって頂き、検討・採用・開発といったフェーズに入っておられるのでしょう?

まずトップの三社さん、つまりトヨタ、ニッサン、ホンダさんですが、ここにはある程度のご興味を持って見て下さって頂いていると思います。それ以外のメーカーさんでも、バイクメーカーさんも含めてご興味いただいてますね。

-- それはFTF Americasの基調講演の中にあった、パニックブレーキの時にテールライトをフラッシュさせるとか、そういう話ではなく?

もうすこし車の技術の延長で、お考えいただいていますね。Networkをどうする、とかX by wireとか。

-- そういえばヤマハさんは既にThrottle by wireを実現していましたね。

具体的なメーカーさんのお名前は出せませんが、やはり車で起きている事を、バイクでも欲しいというトレンドがあります。で、その基本技術がやがてはロボットに行く。このトレンドは、日本のメーカーさんは皆さん考えてらっしゃる事だと思います。

-- 今ロボットのお話が出ましたけれど、ロボットと日本で言う時には、例えばFANACさんなどで代表される産業用ロボットと、もう一つはASIMOを始めとする人型ロボット、例えば山海先生がやってらっしゃるような。あれはまだ、マーケットとしては成熟していない。

無いですね(笑)。

-- ですね。今は各社さん、勝手にやっておられるというレベルで。

ただ、山海先生ともお話して確認したんですが、技術は同じですね。要はネットワークがあって、センサーが各場所にあって、モータードライバがあって、これらが皆通信して、自立型のシステムを作ってるんですよね。

-- 山海先生の、外骨格のあれ(ロボットスーツHAL)ですね。

なのでその意味で言えば、車用に開発した技術というのはそのままロボットに応用でき、しかも電気で駆動されるわけで。

-- つまり産業用ではなく、そういうロボット、と。

そうですね。産業用ロボットはどちらかというとトラディショナルに、NCをどうするとか、NCをコンピューターで制御するとか、そういう方が多いですね。

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インデックス

目次
(1) 自動車向けマーケット(1)
(2) 自動車向けマーケット(2)
(3) 携帯電話向けマーケット(1)
(4) 携帯電話向けマーケット(2)
(5) 携帯電話向けマーケット(3)
(6) 携帯電話向けマーケット(4)
(7) コンシューマ機器向けマーケット(1)
(8) コンシューマ機器向けマーケット(2)
(9) コンシューマ機器向けマーケット(3)
(10) ネットワーク機器向けマーケット(1)
(11) Freescale Semiconductor Japanについて(1)
(12) Freescale Semiconductor Japanについて(2)
(13) Freescale Semiconductorについて(1)
(14) インタビューを終えて

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