【レビュー】
もう1つの話題の機能が、「ギャップレス再生」。Jobs CEOはPink FloydのThe Dark Side of the Moonを例にデモを行っていたので、ネタがカブってはマズい…… ということで、70'sハード/プログレファンにはお馴染み、Bostonの2ndアルバム「Don't Look Back」をチョイス、アルバム1~2曲目の連続した曲がどのように再生されるか実験を行った。なお、クロスフェード再生は無効に設定、対象の楽曲はAAC(VBR)でエンコードしている。
ギャップレス再生の方法だが、楽曲を取り込む手順自体は、曲間が連続していない一般的なアルバムと変わらない。サウンドライブラリへ取り込んだあと、iTunes 7の画面上で対象の曲すべてを選択し、メニューバーから[ファイル]→[情報を見る]を選択して複数の項目の情報を編集する(確認のダイアログが表示されるはず)。すると、1曲だけのときには表示されない「ギャップレスアルバム」というプルダウンメニューが右下に現れるので、ここで[はい]を選択してからウインドウを閉じればOK。なお、ある曲をギャップレス再生の対象から外したいときには、対象曲の情報ウインドウを表示し、[オプション]タブで[ギャップレスアルバムの一部にする]のチェックを無効化すること。
結果だが、旧nano(ファームウェアv1.2)と比べると違いは歴然。旧nanoでは、エフェクトの効いたギターの音が続く継ぎ目の部分には、明らかに半拍子ほどの"間"が生じていたが、新nanoではほとんど気にならなかった。iTunes 7の指示に従い、旧nanoのファームウェアをアップデート(なぜかアップデート後のバージョン番号は変わらず)したところ、ほぼ"間"がなくなったことをあわせて考えると、ギャップレス再生の効果は明らかだ。
ただし、今回のテストでは、「ギャップレス再生」の設定との因果関係は(筆者の耳では)確認できなかった。iTunes 7と新nanoでは、ギャップレス再生の設定の有無にかかわらず、曲間にほとんど"間"がなく、ごく滑らかに再生されたからだ。
念のため、Uriah Heepの傑作アルバム「Daemons and Wizards」のラストを飾る、The Paradise~The Spellという組曲構成の曲も試してみたが、結果は同様。iTunes 7+新ファームウェアの構成であれば、特に設定しなくてもギャップレス再生(に近い)状態で利用できると考えられる。
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サウンドライブラリに追加した時点でギャップレス情報が決定される |
情報ウインドウで「ギャップレス再生」を有効にする |
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