【レポート】

パソコンを自分で組立て、より深い愛着を持つ「手づくりLet'snote工房 2006」

1 世界にひとつだけのMY PC

    千葉保弘  [2006/09/12]

    松下電器産業は、8月26日、兵庫県神戸市にある神戸工場において、「手づくりLet'snote工房 2006」を開催した。Let'snoteは生産拠点を同工場としており、実装から組立てまでを行っている。

    工場内のホールには大型スクリーンが用意され、PCの内部構成・それぞれの役割が説明された

    今回で5回目となったPC製作体験イベントは、小学校4年生から高校3年生までを対象に全国から914人という多数の応募があったという。その中から、抽選で選ばれた親子48組が同工場に集合した。筆者も工場の最寄り駅まで迎えにきてくれた松下電器産業の送迎バスに乗り、工場に無事到着することができた。

    ちなみに今回の参加費用は120,000円。製作するのは12.1型液晶を搭載するモバイルノートPC「Let'snote CF-T5」である。同社の直販Webサイト「マイレッツ倶楽部」での販売価格が217,950円からということを考えると、半値程度で手に入れることができ、なおかつPC製作の体験ができるという大変お得なイベントといえるだろう。

    午前10時に参加者は一旦、工場内のホールに集合し、開校式を行った。開校式ではパナソニックAVCネットワークス社 システム事業グループ ITプロダクツ事業部部長の高木俊幸氏が挨拶したほか、パソコンの簡単な内部構成・それぞれの役割を同社員がスクリーンを使いつつコミカルに解説。その後、作業場に移動して組立て開始となった。組立ては16のパーツに分かれ、袋ごとに分類された7種類24本のネジを使用して行うという比較的簡単な作業である……と思われた。

    パナソニックAVCネットワークス社 システム事業グループ ITプロダクツ事業部部長の高木俊幸氏

    怪獣やウルトラマンのコスチュームで子供たちを出迎えた社員の方、その正体は……

    博士とブースケによるPC解説

    作業の流れ

    基盤などは予めアセンブリされており、組立ての主な作業はHDDの取り付けのほか、各部ケーブルの接続、ネジ締め等が主。しかし、さすが軽量・小型ノートPC。配線などを基盤上の入り組んだ溝にはめるなど、細かい作業の連続。大人でも不器用な人や指が大きい人には結構難しい作業である。しかし、子供たちは接続位置を理解するとサクサク作業を進めていき、スクリーンの進捗状況から遅れることはほとんどなかった。もちろん、これは同工場に勤めている社員の方たちのサポートがあったればこそである。私も数人の方とお話させていただいたが、皆、気さくで丁寧。子供たちに作業中、気安く声をかけてもらうために自分の名前にニックネームを付けておくなど、細かい配慮もうかがえた。

    組立てを手伝ってくれた社員の方たち

    自分の机の前で整列し、作業開始を待つ子供たち

    机の上にはゴミ箱と材料入れ、アースバンドが用意されていた

    ネジなどの部品は用途によって、あらかじめビニール袋で分別されていた

    CPUなどのパーツはすでにアセンブリ済みの基盤

    まずはHDDの取り付けから作業開始(※各部のネジ締めなど作業の詳細は割愛しています)

    液晶部分の取り付け

    LCDケーブルを接続した後、ボディの縁に沿ってケーブルを埋め込む

    パームレスト部の取り付け

    キーボードの取り付け

    本体底面部のネジ締め

    MY PC完成!

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