【ハウツー】

話題のJRubyを動かしてみよう 導入編 - JRubyのコツをつかむ

1 JRubyとは

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JavaとRubyを結びつけるプロダクトに「JRuby」がある。JRubyの主要開発者であるCharles Oliver Nutter氏とThomas Enebo氏の両氏は7日(米国時間)、自身のブログにおいてSun Microsystemsに就職、フルタイムでJRubyの開発に従事することになったことを発表した。SunがRubyに強い関心を抱いていることが事実として裏付けされる形になったわけだ。

これはJavaのデベロッパにとっても、Rubyのデベロッパにとっても、別の言語を勉強するいい機会。JavaデベロッパはJava APIはそのままにRubyの利便性を、RubyデベロッパはRubyの技術はそのままにJava APIを活用することができる。これを活用しない手はないだろう。

JRubyはRubyインタプリタのJavaによる実装。JavaでRubyランタイムインタプリタを実装したもので、RubyプログラムをJavaで実行することができる。インタプリタ自身をJavaアプリケーションに組み込んで使えるほか、スクリプトおよびクラスAPIの間の相互運用にも活用できる。

執筆現在で最新のバージョンは7月5日(米国時間)に公開された0.9.0。0.9.0はRuby 1.8.2互換のRubyインタプリタで、次の3つのライセンスのもとで公開されている。

  • GNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2
  • GNU LESSER GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2.1
  • Common Public License Version 1.0

これまでのバージョンと比べた際の特徴として、RubyGems 0.9.0が同梱され動作するようになったこと、WEBrickが動作すること、WEBrick上でRuby on Railsが動作すること、YAMLの改善、などが挙げられる。

実行速度は正直言って速くはない。これは今後の改善が期待されるところだ。しかし、C言語で実装されたいわゆるRubyインタプリタなしにJavaだけでRubyスクリプトが実行できる点や、RubyからJava APIが使える点はかなり魅力的だ。将来の改善を見据え、今こそ調査しておきたい。

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インデックス

目次
(1) JRubyとは
(2) インストール
(3) Hello JRuby!
(4) JRubyの可能性


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