【レポート】

FTF Americas 2006 - 基調講演と、全体を通して

1 徹頭徹尾、エンジニアをサポートするイベント

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まもなく国内でもFreescale Technology Forum 2006 Japanが開催される時期だから、そろそろまとめを掲載しないとまずいだろう。大雑把に言えば、「徹頭徹尾、エンジニアをサポートする」の方向を向いたイベントであった。勿論、程度の差こそあれメーカーのプライベートイベントには、参加者サービスの部分が含まれる。例えば毎回レポートするIDF(Intel Developer Forum)にしても、名刺などを使ってのプレゼントとかEvening Event(San JoseでIDFが開催されていたときは、場所を移してのコンサートやパーティ、IMAX Theaterなどだったが、San Francsiscoに移ってからは会場内でのパーティというパターンがやや増えたような)などが開催されたり、あるいは参加者が割引で購入できる本屋とか、ちょっと前だとマッサージサービスとかゲームの無料遊戯ブースなどもあった。

こうした参加者サービスは当然ながらFTFにもある。参加者に供される朝・昼食や3時のおやつ、Hard Rock CafeにおけるEvening Partyなどがこの類だ。ただ、そうした事のもう少し先の部分が、やはりFTFが(例えばIDFなどと)事なる部分である、と言えそうだ。会場は(最初のレポートでも触れたが)JW Marriott and Ritz-Carlton Conference Centerという完全なリゾート。Grand Rakesという湖のほとりにJW MarriottとRitz-Carltonという2つのリゾートホテルが1mileほど離れて建てられ、間を両ホテルのConference Center(JW MarriottのConference CenterとRitz-CarltonのConference Centerが別々に存在し、更にその間が渡り廊下で繋がっている)が繋ぐという構図。で、Resort Hotelだけあって普通にくつろぐには十分なだけの施設とサービスが揃っており、家族サービスにも十分。実際、Registrationでは家族連れが多かった。殆どのケースでお父さんは参加者バッチを首から下げ、お母さんと子供は遊ぶ気マンマンといった感じだが、中には夫婦して参加者バッチを下げていて、子供どうするつもりだろう? とか思ったり。こうした参加者にとって、FTFへの参加は自分の研修と家族サービスを両立できる、きわめて便利な機会である。勿論ご家族の分は自分もちではあるが、自分の宿泊費(や、ひょっとすると交通費)は会社持ちだろうから、格安で家族サービスが出来る事になる。家族にとってもこれは同じで、OrlandoといえばFlorida Walt Disney World ResortSea World OrlandUniversal Studios FloridaKennedy Space CenterDiscovery Coveといった具合に、丸一日居ても飽きないような施設がてんこもりである。無料シャトルや無料バスまで走っているから、お父さんは会場に置き去りにしてお母さんと子供で遊びに出かけ、夕飯時に合流といったスケジュールはごく普通のようだ。

「それじゃ会社の金つかってバケーションに行ってるんじゃないか?」と言われそうだが、そう言わせないだけの内容のプログラムがFTFにはてんこ盛りだから、口実作り(?)にも最適である。そんな風に考えると、FTFが(High Seasonまっさかりの時期に)Orlandoで開催される理由もわかる気がする。これは参加者の便宜というよりは、参加者の家族を向いた便宜と言えるだろう。

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インデックス

目次
(1) 徹頭徹尾、エンジニアをサポートするイベント
(2) 特徴的な基調講演
(3) Mayer氏の基調講演(1)
(4) Mayer氏の基調講演(2)
(5) 自社でコンセプトを提示することはない
(6) 参加者の活気が溢れるイベント

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