【レポート】

CEDEC 2006 - マイクロソフト、DirectX 10とWPFについて解説

8 WPFを活用した開発の実際

    西川善司  [2006/09/11]

    WPFを活用したアプリケーションの開発は、C#やVisual Basic .NETを用いて行うことが可能。もちろん既存のWin32アプリとの相互運用が可能となっており、例えばWPFで作成したGUIにDirect3D 10のグラフィックスを貼り付けて描画したり、あるいは逆にWin32のGUIにWPFのボタンを配置したりすることも可能となっている。

    なお、WPFはXAMLベースなのでテキストベースの記述が可能だが、実際には、オーサリングツールを使ってデザインを作成していくのが一般的な手だてとなる。マイクロソフトではXAMLオーサリングツールとして「Microsoft Expression Interactive Designer」(現在はβ版)を提供しており、現在はこれが無料で利用可能だ。

    マイクロソフトのXAMLオーサリングツール「Microsoft Expression Interactive Designer」

    Direct3D 10はWindows Vista専用だが、WPFは.NET Framework 3.0(旧呼称WinFX)をインストールすればWindows XPでも利用可能となっている。

    実際にWPFを活用したアプリケーションの例。真ん中の丸まった面に描かれている映像は動画。4枚のこうした画像がくるくると回転させて選ぶことができる

    WPF上で3Dモデルを3Dモデルとして取り扱うことも可能

    この例のXAML画面。このティーポットの頂点データが、ずらっと記述されている。こうした頂点の記述をゼロからXAML記述するのは無理なので、前述のようなオーサリングツールが必要になってくる

    このティーポットを回転させるデモのプログラムソースリストはわずか67行。この短さはXAMLならではのもの。「私の書いたティーポットを回転させるデモプログラムの中で最短長です(笑)」とは川西氏の弁

    (トライゼット西川善司)

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