【レポート】

キャラクターイベント最前線 - 代表者に聞く「キャラホビ」今年の動向

1 企業/アマチュア、グッズ/コンテンツが集合するイベント

    野口智弘  [2006/09/04]

    8月19日、20日の両日、千葉・幕張メッセにおいて「C3×HOBBY キャラホビ2006」(以下キャラホビ)が行われた。2004年にスタートし、今年で3回目となるキャラホビには、フィギュアやプラモデルのほか、アニメやテレビゲームに関わる業界の各社が多数出展。内容もバラエティに富んでおり、新作展示や限定商品の販売はもちろん、トークショーやミニライブ、握手会、ラジオ番組収録、コスプレイベント、原画展、アマチュア参加者によるガレージキットの展示即売など、非常に欲張りな構成となっている。今年の総来場者数は速報値で約58,000人。前回の総来場者数の54,900人を着実に上回る結果となった。比較的歴史の浅いイベントだからこそ、現在のキャラクターコンテンツ業界の勢いを最も如実に示していると言えるキャラホビ。その運営事務局長であり、ホビージャパンの代表取締役社長でもある山口英生氏に、キャラホビの現状について話を聞いた。

    キャラホビ会場風景。ステージイベントは数箇所で行われており、一方から歌声が響けば、逆のほうからは歓声が上がったりと、非常に賑やか

    ――キャラホビは超大型の同人誌即売会「コミックマーケット」や、同じ立体物を扱う「ワンダーフェスティバル」と並んで、夏休み期間中に開催されています。そうしたほかのイベントと異なる、キャラホビの特色についてお聞かせください。

    「企業だけが出展する、いわゆるトレードショーというのがありますが、我々はそれにプラスする形で一日版権を事務局が管理をしていまして、アマチュアマーケットもあるのが特徴です。ホビーイベントとしての比較で言いますと、ワンダーフェスティバルさんはアマチュアマーケット、東京おもちゃショーさんはおもちゃのメーカー、次世代ワールドホビーフェアさんは小学館コロコロコミックのコンテンツにそれぞれ特化しています。それからコンテンツの側の話をしますと、以前創通エージェンシーを中心として行われた『C3(=CULTURAL CONVENTION of CHARACTERS)』とホビージャパンが行っておりました『JAF-CON(=JAPAN FANTASTIC CONVENTION)』がいまと同じような形態なんですね。フィギュアやプラモデルなどの立体物を中心としたイベントだったんですが、アニメだったり、コミックだったり、ライトノベルだったりという、その立体物の大元のコンテンツに関わってる会社さんが全部集まってこのイベントが成り立っています」

    アマチュアディーラーが出展できる「キャラホビマーケット」。イベント当日のみ版権が許諾される、一日版権システムが取り入れられている

    ――来場者の傾向はあるのでしょうか?

    「こういうキャラクターのイベントとしては、15歳以下の比率が1割以上と高いです。また女性の比率も約4割と非常に高いです。それから家族連れ――小学校高学年ぐらいと、35歳前後のお父さんをイメージしていただければと思うんですけど、お父さんもお子さんもアニメーション世代で……」

    ――お父さんもロボットが好きだったり。

    「そうです。例えば『(機動戦士)ガンダム』が25年以上前に生まれました。女の子だとリカちゃんもあるじゃないですか。35年前にお父さんお母さんが生まれたときにすでにアニメがあって、それが脈々と続いてて、結婚してお子さんができて、お子さんが10歳ぐらいになったら、親子2世代で楽しめる共通のキャラクターがあるじゃないかと。これは世代の特徴として非常に大きいですね。」

    バンダイブースのイベントから。ガンダムのコスプレをした、ガンダムの声優が、ガンダムの対戦ゲームで、ガンダムを操る……というキャラホビならではのひと幕

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