【ハウツー】

たった一行、これは簡単 - JSFでAjax、Ajax4jsf

1 Ajax4jsfとは

    後藤大地  [2006/08/17]

    Webアプリケーションシステムにおけるプレゼンテーション層の技術はJSFが主流になっていくのではないかとみられている。このJSFにJavaScriptを連携させしAjaxを実現するコンポーネントにAjax4jsfがある。JSFの特徴を活かしているため多くのライブラリと併用ができるうえ、直接JavaScriptを記述する必要がない。場合によってはJSF時代の重要なプレーヤになるかもしれないAjax4jsfをここでは紹介したい。

    Exadelは8月1日(米国時間)、Ajax for JavaServer Faces(Ajax4jsf)の最新版となるAjax4jsf 1.0を公開した。16日(米国時間)にはいくつかの問題を修正したAjax4jsf 1.0.1が公開されている。

    Ajax4jsfはJSFでAjax機能を実現するためのコンポーネントフレームワーク。COMMON DEVELOPMENT AND DISTRIBUTION LICENSE (CDDL) Version 1.0のもとで公開されているオープンソースソフトウェア。主な機能は次のとおり。

    • 非同期通信や部分ページ更新などの機能をJSFにおいて実現するためのAjax機能のサポート
    • イベントリスナ、バリデーション、トランスフォーメーション、メッセージなどAjaxのリクエスト/レスポンスライフサイクルにおいてJSF機能と互換性を実現
    • 既存のJSFコンポーネントに手を加えることなくAjax機能を追加することが可能
    • JavaScriptのコーディングを実施することなくAjax機能を実現可能
    • 業界標準として扱われているライブラリと組み合わせて活用することが可能

    同社は1.0.1では実現されていないが、今後の開発で次の機能の実現を目指すとしている。

    • 次期JSF拡張プロジェクトとAPIレベルで完全互換を目指す
    • Ajaxがすでに組み込まれたカスタムリッチコンポーネントの自動生成や簡易生成を実現するためのコンポーネント開発キットの作成
    • コンポーネント開発を単純化するためのコンポーネントテストフレームワークの導入
    • JSF環境においてGoogle Web ToolkitやFlashのようなウィジェットベースの機能を実現するためのコンポーネント統合フレームワークの導入

    1.0.1においてすでにMac OS X SafariブラウザでJavaScriptエラーが発生することや、Mozillaベースのブラウザで特定条件下でブランクページが表示される問題、コンポーネントに存在するいくつかの問題などがわかっており、今後の改善が期待される。

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