【ハウツー】

The Web 2.0 IDE - 時代を作る開発環境"Aptana"

1 Aptanaとは

    後藤大地  [2006/08/10]

    AjaxはいまやWebにおいて重要な関心事項となっている。今後のWebには、たとえAJAX技術を使わなかったにしても、同様の成果が要求されるようになるだろう。もはやクリックごとにページ全体がリロードされるようなシステムは使いにくいという感覚が芽生えつつある。

    AJAXは、使う分には素敵な技術だが、作るとなるとこれはちょっと手の付けたくないものでもある。そんな困難をサポートするべく、Web 2.0時代のIDEを謳う統合開発環境のひとつにAptanaがある。Eclipse IDEをベースとする開発環境のひとつだが、これがよくできている。ここではAptanaを紹介したい。

    Aptana

    Aptanaは7月22日(米国時間)、Aptanaの最新版となる次の4シリーズのプロダクトを公開した。AptanaはEclipse IDEベースの統合開発環境。特にJavaScriptにフォーカスして開発された統合開発環境で、ダイナミックなWebアプリケーションシステムを開発する用途に適している。

    • Aptana for Windows 0.31 Beta
    • Aptana for Macintosh 0.31 Beta
    • Aptana for Linux 0.31 Beta
    • Aptana Plugin 0.31 Beta

    AptanaはEclipse Public License - v 1.0のもとで公開されているオープンソースソフトウェア。主な機能は次のとおり。

    • JavaScript、HTML、CSSなどのコード開発支援機能(自分で作成した関数も支援対象となる)
    • JavaScript、HTML、CSSなどのコード構造のスナップショットビューを表示するアウトライナー機能
    • コードに対するエラーや注意警告機能
    • Aptana UIカスタマイズ機能やエクステンション機能のサポート

    0.31 BetaではAJAX Library WizardやOutline View Enhancementsなどの新機能が追加されたほか、いくつものバグが修正されている。

    Aptanaインストール

    Aptana 0.31 Betaが動作するにはJava 1.4.2が必要。Eclipse IDEとともに動作させる方法は、Web Tools関連でいくつか機能が"ぶつかる"ため、推奨されていない。Eclipse IDEのプラグイン版をダウンロードしてきて使うのではなく、Java実行環境も同梱されたバージョンをダウンロードしてきて、常用しているEclipse IDEとは別に使った方がいい。また、バージョンもいまだ0.31 Betaであり、開発版という位置づけで調査程度にとどめておいた方がいいだろう。

    図2.1 Aptana for Windows 0.31 Beta 起動画面 – 見た通りEclipse IDEベースの統合開発環境だ

    それ以外は特に注意することはない。ダウンロードしてインストールすれば動作する。

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