【ハウツー】

AIM/Google TalkでTODO管理 - Todo.txt AIM/Jabber Bot

2 Hello Todo.txt!

    後藤大地  [2006/08/09]

    まずは、Todo.shをインストールして操作してみてほしい。インストールと基本的な操作方法についてはターミナルでTODO管理 - todo.sh 1.6やTodo.shのWebページを参考にされたい。シェルスクリプトはBash 3で動作するものだと考えておくといいだろう。設定ファイルの作成と、関連ファイルの作成を忘れずに実施しておく。

    図2.1 Todo.shを使った各種スケジュールの追加と編集

    図2.2 Todo.shを使ったスケジュールに対するプライオリティ操作

    図2.1や図2.2が端末からtodo.shを操作した例である。端末からTodo.shを使う場合は日本語も扱うことができる。

    Hello AIM Bot!

    Todo.shが動くことを確認したら、次にAIM Botをインストールする。当然、AIMボットとして動作するアカウントと、同ボットに接続するためのアカウントと、最低でも2アカウント必要だ。AIM Botのページからプログラムをダウンロードし、todobot.pl中のアカウント情報に関するリスト3.1の部分を適切な設定に書き換える。

    リスト3.1 todobot.plにおいて変更する部分

    # =========BEGIN CONFIGURATION============
    my $screenname = 'AIMボットとして利用するアカウントのAIMニックネーム';
    my $password = '上記アカウントのパスワード';
    my $commander = '上記アカウントに接続するアカウントのAIMニックネーム';
    my $todoscript = '/pathto/todo.sh -p -v -f -d /pathto/todo.conf';
    my $linebreakchar = '<br />'; # Defaults to HTML line breaks
    # =========END CONFIGURATION==============

    todobot.plはPerlスクリプトであるから、Perl実行環境をインストールしておく必要がある。また、AIMクライアントとして動作するためにNet-OSCARモジュールおよび同モジュールが動作するために必要になるすべてのモジュールを必要とする。Net-OSCARから必要なモジュールをダウンロードしてデプロイしておこう。

    あとはtodobot.plを動作させ、同アカウントに対してメッセンジャーでアクセスしてコマンドを入力すればいい。メッセンジャー経由でtodo.shが動作していることがわかる。todo.txtファイルを監視しながらメッセンジャーからアクセスすると、メッセンジャーにコマンドが入力されるごとにtodo.shが実行されtodo.txtが編集されていく様子がわかる。

    図3.2 AIM Botにメッセージを送ってTodo.txtを編集

    Hello Jabber Bot

    Jabber Botも基本的にはAIM Botと同様である。Jabber Botのページからプログラムをダウンロードし、todo_jbot.pyのリスト4.1の部分を適切な設定に書き換える。

    リスト4.1 todo_jbot.py-01において変更する部分

    # =========BEGIN CONFIGURATION============
    SCREENNAME = 'Google Talkボットとして利用するアカウントのスクリーンネーム'
    PASSWORD = '上記アカウントのパスワード'
    COMMANDER = '上記アカウントに接続するアカウントのスクリーンネーム'
    TODOSCRIPT = '/pathto/todo.sh -p -v -f -d /pathto/todo.conf'
    GTALK_SERVER = 'talk.google.com'
    # =========END CONFIGURATION==============

    あとはtodo_jbot.pyを動作させ、メッセンジャーからアクセスすればよい。AIM Botと同様に動作していることがわかるだろう。

    図4.2 Google Talk Botにメッセージを送ってTodo.txtを編集

    メッセンジャーでちょっとした別件を処理

    AIM Botを動作させるにはデプロイが面倒だ。パッケージ管理システムが整備されたプラットフォームなら関連するライブラリを指定して芋づる式にインストールして整備すればいいが、そうでない環境だと一通り揃えなければならない。また、日本のユーザからすれば日本語がうまく通らない点も問題といえる。ここで紹介したアプリケーションは、日本のユーザにとってはあまり役に立たないかもしれない。

    しかし、これはAOLメッセンジャーやGoogle Talkを経由してデータを操作するという面白いデモンストレーションだ。Googlt Talkで採用されているJabberはすでにサーバが公開されているため、Jabberサーバを立ち上げて専用の接続サービスを用意することもできる。スクリプトはそれほど難しいものではないため、これを参考にして自分用の処理ボットを作成することも難しくない。この点においてTodo.txt AIM/Jabber Botは興味深い。

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