【レビュー】

Intel Macの真打ち登場 - 噂の"Mac Pro"の実力速報

3 H.264エンコードが速い

    海上忍  [2006/08/10]

    Xbench 1.2

    最初に試したベンチマークは、定番のXbench 1.2。Mac BookをレビューしたときのデータにMac Proの値(3回計測した結果の平均値)を並べ、比較してみることにした。

    気になる結果だが、CPU Testの値は138.28と、MacBook Pro(Core Duo 2.0GHz)の約2倍。コア数はともかくクロック数からいえば、順当な値といえるだろう。一方、Thread Testは532.96と、MacBook Proの2.7倍近い値。Power Mac G5 Dual 2.0GHzと比較して5倍以上と、Woodcrestのマルチスレッド処理能力の高さをうかがわせる結果となっている。

    Xbench 1.2の測定結果

    QuickTime Player(H.264エンコード)

    次に試したのは、QuickTime PlayerでH.264ムービーをエンコードするAutomatorワークフロー。自作のアクションを使用し、QuickTime PlayerのiPodムービー書き出し用プロファイルでサンプルムービーをエンコード、その時間を測定するというものだ(利用したアクションとワークフローはこちら:workflow.tgz)。なお、比較対象にはMacBook(Core Duo 1.83GHz)/1GB RAMとPower Mac G5 Dual 2.0GHz/2.5GB RAMを選択した。

    結果は、Mac Pro 2.66GHzが19.2秒、MacBook 1.83GHzが39.1秒、Power Mac G5 Dual 2.0GHzが26.7秒。ソースに使ったDVムービーの再生時間は42秒、Mac Proはその半分以下の時間でエンコードが完了したことになる。Mac ProとPower Mac G5の差がXbenchのときほど開かなかった点については不明だが、今後もQuickTimeを利用した検証作業を続ける予定だ。

    Mac Proでは、ソースのDVムービー(720×480、29.97fps、再生時間42秒、ファイルサイズ152MB)の半分以下の時間でエンコードが完了した

    以上、速報ということで駆け足でMac Proのレビューをお届けしたが、近々最強版の3.0GHzモデルを試用できる見込み。今後もMac Proの情報が入り次第、ここMYCOMジャーナルのWebサイトにてお知らせしていく予定だ。

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