【レポート】

SIGGRAPH 2006 - 「EMERGING TECHNOLOGIES」展示セクションをレポート(1)

1 "人の姿"をしたU-TSU-SHI-O-MIが公開

 
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今年もSIGGRAPHでは世界中のバーチャルリアリティやインタラクティブテクニックの最先端研究を集めた展示セクション「EMERGING TECHNOLOGIES」が、一般展示よりも早い初日より公開されている。

毎年この展示セクションでは、日本の企業や大学の研究室からの出展が多く目立つが、今年も例年通り。しかも今年は昨年よりもEMERGING TECHNOLOGIES展示会場が広くなり、ブース数も増加。内容の密度は過去最高といってもいい。

なお、EMERGING TECHNOLOGIESの展示の一部は、9月15日より東京お台場の日本科学未来館にて開催されるインタラクティブ東京でも公開される予定となっている。レポートは複数回に分けてお送りする予定だが、興味が持たれた方は是非とも、この「インタラクティブ東京」に足を運んで実際に体験してみて欲しい。

U-TSU-SHI-O-MI(NTT DOCOMO総合研究所)~未来の恋愛シミュレーションゲームはこうなるかもしれない!?

NTT DOCOMO総合研究所が発表し、一般来場者はもちろん、エンターテインメント関連やゲーム業界関係者からも高い関心が寄せられていた展示が「U-TSU-SHI-O-MI」だ。

ブース内には、全身緑色に配色された人形(人型ロボット)が設置されており、これをヘッドマウントディスプレイ(HMD)を着用して見ると、3DCGキャラクタが、これにクロマキー合成されて見えるという仕組みになっている。

クロマキー合成のために緑一色に配色された人型ロボット

HMDにはトラッキングセンサーが組み込まれており、ユーザーがどこを向いているかの視線方向情報、およびユーザーがどこにいるかの位置情報を把握することができるようになっている。このため、緑人形を見る位置や角度を変えると、その合成された3DCGキャラクタもちゃんとその方向から見たように合成される。下から見ればちゃんと下から見た光景の3DCGキャラクタになるし、近寄れば3DCGキャラクタの顔、腕、胸といった部位で視界が一杯になるし、離れれば3DCGキャラクタの全身を見られる。

視線や立ち位置を変えると、ちゃんと3DCGキャラクタもその視界からつじつまのあったように合成されて見える

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インデックス

目次
(1) "人の姿"をしたU-TSU-SHI-O-MIが公開
(2) U-TSU-SHI-O-MIは"触る"ことも可能
(3) おでこで物を見るサングラス
(4) 息を吹き掛けると画が動き出すお絵かきシステム

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