【レビュー】

上手に使って、親子で笑顔になろう「赤ちゃんけろっとスイッチ」

1 乳幼児玩具の老舗と日本音響研究所の研究成果のコラボレーション

    海老名美智代  [2006/07/31]

    タカラトミーから、ぐずり泣きをしている赤ちゃんの気をひきつけてくれる製品「赤ちゃんけろっとスイッチ」(以下「けろっとスイッチ」)が発売された(価格:2,310円)。

    赤ちゃんのぐずり泣きを止める事で有名な音といえば、タケモトピアノのCM「ピアノ売ってちょーだい」。テレビ番組でこの現象が取り上げられたとき、解析を行ったのが「バウリンガル」をタカラと開発した日本音響研究所だ。その後も同社では研究を進め、最終的にぐずり解消メロディを制作したという。その成果を元に、タカラトミーとの共同開発で生まれた赤ちゃんグッズが、このけろっとスイッチなのだ。

    今回のレビューに協力してくれた筆者の息子。カメラを向けると何をしていてもカメラ目線になる。うちの子には少し大きいサイズだったようだ。なお、けろっとスイッチにはこの「ベビープー」のほかに「ベビーミッキー」がある

    持ち運びやすく、手触りもよい。音ユニットの取り付けが少し面倒だけど

    まず本体だが、音の出る機械部分(以後音ユニット)は、プーさんの抱える大きなリンゴの中にある。よだれまみれになりやすいぬいぐるみ部分は、手洗いできるのでとても嬉しい。

    本体の後ろ側にマジックテープで着脱できるベルトが付いているので、ベビーカーやママバックなどに取り付けてお出かけが可能。出先でどこかに忘れてきた! なんていうことがないだろう

    使用するには、音ユニットのメインスイッチをONにして、リンゴの中に戻すだけだが、これが難しかった。実際の音を出す音ユニットのボタン部分を、リンゴに刺繍されている2つの小さいリンゴに合わせなければいけないのだが、正しい位置になかなか入らない。しかも、カバーの布と音ユニットのプラスチックがよくすべるので、使っている内にだんだんと中身がずれてくる。いざ使おうとしてボタンが押せない! と慌てる事が何度かあったのは残念だ。

    2つのボタンと、側面にON/OFF、音量を切り替えるスイッチを持つユニット。何度か繰り返して正しい位置に装着できた。公共の場などでは音は小さくしておこう

    実際に出る音は、向かって左側のりんごボタンを押すと「むすんでひらいて」「ファニーサウンド(小鳥の声とびよーんびよーんという効果音)」が順番に出てくる。こっちのボタンは、赤ちゃんが押して遊ぶために用意されている。

    右側のりんごボタンを押すと、アレンジされた「イッツ・ア・スモールワールド」が流れる。こちらのボタンは2秒以上の長押しをしないと鳴らない、本当の「けろっとスイッチ」なのである。しかも、単なる「イッツ・ア・スモールワールド」ではない。途中でリズムが変わったり、猫や馬の鳴き声がしたりと様々な仕掛けがあり、大人が聞いても楽しい音楽だ。思わず一緒に歌ってしまった。

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