【レビュー】

Intel Core 2 プレビュー - Core 2 Extreme X6800を緊急テスト

4 ベンチマーク - エンコードベンチマーク

    大原雄介  [2006/07/14]

    エンコードベンチマークその1(DivX Pro 6.2.5)(グラフ8)

    TMPGEnc Net
    http://tmpgenc.net/
    DivXNetworks, Inc.
    http://www.divx.com/divx/

    今回からエンコードベンチマークは少しルールを変えてある。まずはDivX 6.2.5 Proを使い、2936フレームのソース(1440×1080ピクセル@24fps WMV9 HDフォーマット)の動画を2-pass Encodingで

    • Portable Profile 690Kbps 320x240ピクセル
    • Home Theater Profile 780Kbps 640x480ピクセル
    • High Definition Profile 6000Kbps 960×720ピクセル

    の3種類の条件でエンコードしている。ちなみにフロントエンドにはTMPGEnc 2.524.63.181を使っている。

    さて結果を見ると、元データが大きいためもありかなり負荷が高いのだが、ここでもX6800は確実に高い性能を示していることが判る。

    エンコードベンチマークその2(TMPGEnc 3.0 XP 3.3.7.116 英語版)(グラフ9)

    PEGASYS, Inc.
    http://www.pegasys-inc.com/ja/product/te3xp.html

    次は定番のこちらだ。ソースはDV AVI(720×480ピクセル@30fps,18756フレーム)で、これをMPEG-2にエンコードしているが、この際に動き検索の条件を変えて実施している。

    で、TMPGEnc3 XPは早くからSSE3対応を謳った製品で、それだけにXE 965での性能が突出している。今回唯一XE 965がX6800を上回ったのがこのテストである。ただ、それでもX6800との性能差はそれほどないし、FX-62との性能差はかなり大きいことが判る。

    エンコードベンチマークその3(TMPGEnc 4.0 XP 4.1.0.179 英語版)(グラフ10)

    PEGASYS, Inc.
    http://www.pegasys-inc.com/ja/product/te3xp.html

    最後はこれである。TMPGEnc4 XPについては

    • WMV9 HDフォーマット 2936フレーム(1440×1080ピクセル@24fps)のソースを、同サイズのMPEG-2 HDに変換(その際に動き検索精度を最高速~最低速まで4段階に変更)
    • DV AVI(720×480ピクセル@30fps,18756フレーム)のソースを、720×576ピクセルのMPEG-4 AVCフォーマットに変更
    • DV AVI(720×480ピクセル@30fps,18756フレーム)のソースを、352×288ピクセルのMPEG-4フォーマットに変更

    の6テストを行った。

    結果を見ると、またしてもX6800が突出した成績をだしている。MPEG-2 HDの変換ではそもそも処理が重いこともあって絶対的な性能差は少ないが、処理時間を比較すると例えばMPEG-2 Slowestなら748秒(FX-62) : 677秒(XE 965) : 618秒(X6800)という具合にかなり大きな差がついている。

    最後に

    今回はあくまでプレビューだが、それでもX6800、というよりはCore Microarchitectureの威力はおわかりいただけるかと思う。とりあえず最高速x86 CPUの座をIntelが奪い返したことは間違いないだろう。となると問題は普及帯の性能である。つまりAthlon 64 X2 vs Core 2 Duo vs Pentium Dという図式だ。これについても本編"特集"の中で細かく検証したいと思うので、今しばらくお待ちいただきたい。

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