【レポート】
米Googleは6月29日(現地時間)、オンライン決済代行サービス「Google Checkout」を発表した。既報のように、Webサーフィンをしながら対応サイト上で簡単に買い物をできるのが特徴となっている。買い物には共通のGoogleアカウントが使用され、ユーザーがこれまでの購入履歴や物品の出荷状況を確認することも可能。また、クレジットカード番号等はGoogle側で管理されるため、ショップ側にこれらの情報が漏れる危険性がなく、電子メールアドレスを経由したスパム防止も可能な仕様となっている。
本記事では、このGoogle Checkoutサービスを実際に使用したファーストインプレッションを紹介していこう。
※本稿は米国に在住する筆者が、30日(現地時間)にサービスを使用したレポートです。
サービスの利用には、まずアカウントの利用登録が必要になる。Google Checkoutのページにアクセスして、Googleアカウントでサインインする。もしGoogleアカウントをまだ持っていないユーザーであれば、ここで新規登録を行う。サインイン後は、クレジットカードと住所を確認する画面が出現する。買い物での支払い手段としては、VISA、Master、Amex、Discoverのクレジットカードまたはデビットカードが選択できるようになっている。住所はクレジットカードで指定されているものを選択するが、ここの項目では米国以外の国も住所として指定できるようになっており、つまり日本のクレジットカードを決済手段として利用できるようだ。クレジットカード利用の注意点としては、同じカード番号を異なるGoogleアカウント上でシェアできないため、夫婦や家族間などでカードを共用する場合には制限が出てくる。
以上の情報を入力すると、Googleアカウント上でCheckoutサービスが有効となり、アカウントの管理画面で「Default payment method」という項目が出現する。クレジットカードや住所情報は逐次変更できるほか、ここから過去に購入した物品の履歴を確認することもできる。ただしこの状態では、商品購入時の送付先住所がクレジットカードのものとなっている。もしカードの住所と現住所が異なるのであれば、「Default shipping address」の項目を選択して送付先用の住所を別途登録できる。
ここで気になるのはサービスの利用地域だ。いろいろ実験してみたところ、米国で発行されたクレジット/デビットカードの場合は買い物が問題なく行えるものの、日本のカードの場合は途中でエラーが発生して処理が中断してしまう。おそらく、これらのショッピングサイトではクレジットカードの発行国、または商品の発送先を米国内に限定しているケースが多く、それが理由で処理がストップしてしまうようだ。実質的に、現状では米国限定のサービスだと考えていいだろう。
米Googleによれば、Google Checkoutの世界展開を計画しており、日本にも早期の段階でサービスインする予定だという。時期についての言及はなかったが、Google Checkout対応店舗やビジネスパートナーを獲得しだい、日本への参入を発表することになると思われる。それまで、日本語対応や日本のクレジットカードの利用など、日本からの利用はお預けということになりそうだ。
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