【レビュー】

ホットなMacBookのクールな新機能を検証する

8 まとめ--どう白黒の決着をつけるか、それが問題

    海上忍  [2006/06/27]

    iBook G4の後継機として登場したMacBookだが、PowerPC G4に代わりデュアルコアのIntel Core Duoを搭載、1つ1つのキーが独立した新デザインのキーボードを採用するなど、主要パーツが大胆に変更されている。価格帯が同じであることを除けばほぼ別物で、iBook G4の後継という枕詞はあまり適当でないようにも思える。

    誤解を恐れずにいえば、CPUの違いはさほど重要ではない。よく練れたCocoaという橋渡しがある以上、ワイド液晶やMagSafe、ラッチレスの開閉機構など、操作性や使いやすさに関する新機能のほうが、PowerPC G4からIntel Core Duoへというアーキテクチャの変更よりインパクトが大きい。iBookにはなかった、黒いボディカラーに魅かれる向きも多いはずだ。

    メモリとHDDの増設/交換が容易になったことも、エントリーレンジをカバーするマシンとしては意義が大きい。特にHDDの取り付け位置変更は画期的で、iBook G4にかぎらずあらゆるノートPCと比較してもっとも交換が簡単な部類に属すはず。この点が評価され購入者が急増するとは考えにくいが、MacBook=誰でも簡単に増設可能、と言い切れるほどの取り回しのよさは、ビギナー層の囲い込みに一役買いそうだ。

    ただし、それなりの発熱は覚悟すべき。特に電源コネクタ周辺は熱を帯びやすく、左パームレストから左手小指にかけてのエリアは、明らかにiBook G4の頃より熱くなる。膝の上はもちろん、木製デスクのように放熱効果が低い素材の上に置いて長時間使用することは避けるべきだろう。

    MacBook Proとの違いだが、ポリカーボネイト製ボディの質感はともかくとして、グレア液晶か否かがポイントになるだろう。BTOでグレア液晶が選択可能なMacBook Pro(標準はノングレア液晶)とは異なり、MacBookはグレア液晶以外に選択の余地がない。

    実際に購入するときの判断基準だが、やはりホワイトとブラックのボディカラーどちらを選べばいいかが決め手になりそう。筆者の場合、ふだんはPower Mac G5/デュアルモニタ構成を使用しているため、譲渡先に内定している家内の好みが色濃く反映された白(逆説的ですね)を選択したが、やはり黒もイイ。白黒決着を付けるのは店頭で実物を見比べてからでも遅くないと思うが、結論はいかに?

    MacBook購入の際には、スペックよりもボディーカラーにどちらを選ぶかが重要?

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