【レポート】
COMPURTEX TAIPEI 2006のGIGABYTEブースで、「i-RAM(GC-RAMDISK)」の後継とされる新製品の展示が行われていた。PCIスロットを利用して搭載・給電する拡張カード型製品だった従来製品から、新i-RAMは5インチベイを利用して搭載するボックス型製品となり、電源は4ピンコネクタとACコネクタで給電する方式に変更されている。
i-RAMは、DDR SDRAM DIMMを利用してストレージドライブを構築するという、いわゆるRAMディスク製品。従来製品では、既存のHDDを大きく上回る高速なアクセス性能に加え、この手の製品としては導入も手軽で、発売後もしばらくは品薄が続くなど、多くのユーザーからの支持を得ている。
新i-RAMの製品名は「GC-RAMDISK」で、従来製品と同じ名称での展示がされていた。実際の発売時にどうなるかはわからないが、どうやらこれが現時点での正式名称なんだとか。
気になる新i-RAMの仕様だが、同社担当者によれば、インタフェースはシリアルATA、4本の184pinメモリスロットを持ち、計4GBまでのDDR SDRAM DIMM(DDR 200~400 / unbuffered)を利用できる。スタンバイ電源が供給されていない環境下でもデータ保持が可能なバックアップバッテリーを備え……とここまでの仕様紹介で気付いた方もいると思うが、実はRAMディスクとしての仕様は従来製品からあまり変わっていないのだそうだ。
当初はSATA(3Gbps)やDDR2 SDRAMに対応するといった話もあったようだが、今回の製品ではそれらの対応は見送られたとのこと。なお、実際に製品のきょう体を開いた状態で中身を見せてもらったところ、新たな部品レイアウトを採用するベース基盤を搭載しているが、基板上の実装部品の構成は従来製品とほぼ同様。電源関連の部分が追加されている程度といった印象だ。
新i-RAMの主なメリットは、製品形状が5インチベイ搭載のボックス型となったことで、貴重なPCIスロットを消費することなく搭載が可能になったということだろうか。元々従来製品ではPCIスロットから給電しか行っていなかったわけだし、搭載方式では新i-RAMの方が合理的であろう。ちなみにケース外に設置する運用も可能になっている。
製品は日本でも発売する予定があり、価格はまだ未定だが発売時期は9月頃になる見込み。ボックス型ということで、メモリモジュール初期導入済のパッケージをラインナップする計画もあるという。
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