【レポート】

COMPUTEX TAIPEI 2006 - Intelが965チップセットやCore Duo ULVを公開、Core 2は年内に3.20GHzに

1 Core 2 Duoの優秀さをアピール

    笠原光  [2006/06/07]

    COMPUTEX TAIPEI 2006の開幕にあわせ、米Intel上席副社長アナンド・チャンドラシーカ氏が基調講演を行った。同氏は講演内で、近日登場が予定される同社次世代プロセッサ製品「Intel Core 2 Duo」および同プロセッサが採用するCoreアーキテクチャを詳細に紹介したほか、Core 2 Duo対応デスクトップ向けチップセット製品「Intel 965 Express」シリーズを正式に発表している。

    基調講演に登壇した米Intel上席副社長アナンド・チャンドラシーカ氏

    Core 2は年内に3.20GHzの製品を投入、Woodcrestは6月出荷開始

    これまでも繰り返し高い処理能力と電力効率が謳われてきたCore 2 Duoだが、今回もその優秀さを示すというアピールが数多く行われている。チャンドラシーカ氏は、Core 2世代のCPUが、デスクトップ向けでPentium D 960に比べ40%の性能向上と40%の消費電力削減、モバイル向けでCore Duo T2600に比べ20%の性能向上、サーバ向けでXeon 2.80GHzに比べ80%の性能向上と消費電力削減を実現したと語った。

    現在ラインナップする同社最高性能の製品と比較し、Core 2ではさらに高いパフォーマンスを低い消費電力で提供できるというグラフ。基調講演では実際にベンチマークを行うデモなども交えながらパフォーマンス向上をアピールしていた

    マルチコア化が消費電力性能の改善に、なぜ有効なのかという解説も行われた。チャンドラシーカ氏によると、例えば20%のオーバークロックを行っても処理能力は1.13倍にしかならず、消費電力は1.73倍になってしまう。しかし、クロックを20%落としてもコアの数を2つに増やせば処理能力は1.73倍、かつ消費電力は1.02倍にしかならないという

    今回、Core 2の具体的な製品ラインナップではいくつかの情報が公開されている。ハイエンドデスクトップ向けプロセッサ製品として発表済みの「Core 2 Extreme」に関するもので、7月に動作周波数2.93GHz、年内に動作周波数3.20GHzの製品が投入される計画であることが判明した。なお、Core 2世代の次世代プロセッサ製品は、サーバ向けのWoodcrestが6月、デスクトップ向けのConroeが7月、モバイル向けのMeromが8月の順で出荷開始が予定されている(すべて開発コードネーム)。

    Coreアーキテクチャ採用製品群。サーバからモバイルまで同一のアーキテクチャで既存ラインナップを刷新することになる

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